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感情を味方につけよう

かつてアルバイト先の店長さんが雨の日になると、 やけに不機嫌になることがあった。 怒りモード満載で、始終ぷんぷんしているので、 近寄りがたく、怖かった。 なんで、この人、こんなに怒っているんだろう? バイト仲間とよく口にした。 今にして思えば、 その店長さんは雨の日になると売り上げが落ちることが 怖かったのだと思う。 怒りは2次感情だとよくいわれる。 怒りのもとをさぐっていくと、 そこには「恐怖」「不安」「寂しさ」が潜んでいる。 自分もかつて、ある女の子にぷんぷん怒って

    • ネガティブな感情を否定しない

      感情は抑えれば抑えるほど、湧き出てくるという性質がある。 寂しいとか、 怖いとか、 不安だ、不快だ、 あの人、キライ!だとか。 いい人ぶって、そう気持ちを言葉に出さず、心の奥底にひそめればひそめるほど、それは化石みたいにガチガチに固まって、あなたの心のひだにこびりつくようになる。 人間は、当たり前だけど、感情の生き物だ。 理性で決断しているようでいたって、 実は感情が判断し行動している。 だから、理性で認識できなくなっても、 おりのように積み重なった感情は、あなたに確

      • 「否定しない」は、伸びしろだ

        最近、「これは深いなーー」と感じている言い回しがある。 それは「否定しない」という表現。 「否定しない」=肯定する、ではない。 肯定って時と場合によっては、狭い視野に陥りやすいんだよね。 褒める、認める、は肯定の代表格だけど、 「それ、いいじゃん!」は 自分の価値観の中で「良し」「悪し」を判断しているのであって、 要は自分の価値観の中で「肯定」することでしかないんだ。 だから、「肯定できない」ものは、即「否定」になってしまう。 肯定するとは、全然違う水平線上に「否定

        • 室町時代の「閑吟集」に「何せうぞ、くすんで。末期は夢ぞ、ただ狂へ」というフレーズがある。この世は仮想空間。バーチャルなんだと思えば怖いものはない。果敢にチャレンジできる。自分がどうなりたいか?どうあるべきかを強固に領域化して、そこに没頭する。ずっとゾーンのような精神状態だ。

        • 感情を味方につけよう

        • ネガティブな感情を否定しない

        • 「否定しない」は、伸びしろだ

        • 室町時代の「閑吟集」に「何せうぞ、くすんで。末期は夢ぞ、ただ狂へ」というフレーズがある。この世は仮想空間。バーチャルなんだと思えば怖いものはない。果敢にチャレンジできる。自分がどうなりたいか?どうあるべきかを強固に領域化して、そこに没頭する。ずっとゾーンのような精神状態だ。

          「見たい」と「見たくない」

          ダウンダウン松本人志こと松ちゃんが、 今度、NHKで「性」を扱う特番をやるらしい。 個人的には、すごく楽しみにしていたのだけど、 今日、ネットニュースを見ていたら 放送中止を求める署名が2万超集まっているらしい。 曰く、 松ちゃんは過去に「買春」していた、 「未成年を性的対象にする発言」をした、とのこと。 個人的には、過去に、そんな発言や行動をしてきた人が、 思春期の娘も見ていることを踏まえたうえで、 どんなふうに「性」をとらえ、発言するのかを聞きたい、と思う。 放送

          「見たい」と「見たくない」

          「死ね!」「殺す!」「許さない!」でメンタルブロックを壊そう

          他責傾向の人が増えている。 みんなイライラして、誰かに対して怒っている。 その怒りがしつこい。 執着しているとすら感じる。 ねばっこく怒り続けていると、 そこにエネルギーが注がれてしまって、 表情はこわばり、 体は硬直して、 険悪なオーラが出てきてしまう。 結果、誰も寄り付かない。 ますます孤独に陥って、 ますます怒りを増幅させてしまう。 自分はそんなネガティブな雰囲気をまとった人に会うと 心の中で(心の中ですよ!) 「死ね!」 「近寄るな!」 「オレは関わりたくない」

          「死ね!」「殺す!」「許さない!」でメンタルブロックを壊そう