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夢のある話をしようよ~サンタはいるのか?いないのか?

僕は、陸上部の顧問をしています。

先日、
近隣の中学校と合同練習をしました。
中学生にとって、
高校生は憧れの存在で、
一緒に走っているだけでも、
走りのフォームや
休憩時間の過ごし方、
些細な立ち居振る舞いをコピーしようとします。
真似る=学ぶ
ですね。

高校生も、
年下の子を教えると、
途端に大人びるんです。

定期的に合同練習をすることで、
互いの成長の相乗効果は高いな、と感心していました。

さて、
あっという間に練習が終わり、
ミーティング。
高校生代表・中学生代表に、
それぞれ練習の振り返りを話してもらいました。

高校生を前にして
緊張しながら話す中学生の
愛らしい(失礼?)様子を見ていて、
ふと僕も思い出したことがあり、

みんなって、
今年はサンタさん来るの??

と質問したら、

高校生も含めて

来るー!
来ないー!!

の大合唱、
ひさびさに盛り上がりました。

いろんな家庭のサンタ事情を聴かせてもらいましたが、
統計的には中2ころから、来なくなるようですね。
高校生でもサンタの来る子はいました。
あくまで枝瀬統計です(笑)。

サンタって、子ども心に、
「夢を体現したような存在」でしたよね。

僕自身、
子どものころ、
本当にサンタはいるのか?
なぜ、誰にも知られずに僕の枕もとにプレゼントを置けるのか?
親はサンタと実際に会ったのか?
どうして僕たちの欲しいプレゼントがわかるのか?
いや、本当はサンタは父と母なのではないか?
などなど、
数々の疑念を抱きつつ、

でも、朝起きると、
プレゼントが置いてあるという、
この確かな「現実」の説得力に、
いつもクリスマスイヴは
ドキドキワクワクさせられました。

ある年、
「今日は徹夜する!絶対にサンタさんを見てやるんだ!」
と両親に宣言して(笑)、
夜通し、布団の中で薄目を開けていたことがあります、
両親が布団に入ってきて、
僕より早く寝入りました。
「あれ、やっぱり、サンタは親じゃないのかな?」
うつらうつら考えているうち、
未明には眠ってしまって、気づけば朝。

やばい!
寝てしまった!!
と思って枕元を見ると、
プレゼントが・・・・・
ない!!

疑ったせいで、
こんな事態を招いてしまったのだろうか?
意気消沈してリビングに行くと、
先に起きていた両親が
「サンタはきてた?」

「・・・ううん、プレゼントなかった」
「あら、そうなの?サンタも忙しかったのかしら?」

あまりのショックで
ご飯ものどを通らず、
うつむいている僕に、
父親が「新聞をとってきてくれないか?」
と頼みます。

とぼとぼ郵便受けにいったら、
玄関口にあるんですよ、
プレゼントが!!

そのときの興奮と感激は
30年以上たった今もありありと思い出せます。
嬉しかったなあ。

「サンタきてたよ!プレゼントがあった!!」

頼まれた新聞をすっかり忘れて、
プレゼントを優勝トロフィーみたいに
高々とあげてましたね、あのときは。


うちの娘たちも
今朝、起きしなに

ねえ、プレゼントどこに隠してるの?
もう買っているんでしょ?
サンタはパパなんでしょ??

と問い詰めてきます。

やっぱり女の子は、
友達とのネットワークが密なだけに、
猜疑心も強い(苦笑)

おっしゃる通り、
Amazonで注文したプレゼントは
玄関口の押し入れの奥にしまっています。
かつてのサンタは
イオンまで買い出しに行かないといけませんでしたが、
最近はAmazonが便利でありがたいです。

本当はサンタはAmazonなんだよ

とは言いません。

余計なことを言わずとも、
まだ娘は小2と小4なので、
枕もとのプレゼントの説得力には
問答無用にひれ伏すことでしょう。


サンタがいるのか?
サンタはいないのか?

この議論、
僕はいつも
「いると思った方が楽しい」と考えます。

事実ベースで、
いる/いない
を考えることほど、
つまらないものはない。

ファンタジーはファンタジーとして尊重しましょうよ。
こういうのは、
「あると思えばある!」という捉え方が一番
ワクワクできるのです。

サンタとか願い事とか、
夢とか希望とか
目標とか、目的とか、

これからのこと、
未来のこと、
目に見えない世界
まだ現実化されていない世界、

これはもう
「あるんだ!」
「叶うんだ!!」
って思った方が絶対にお得です。
むしろ、それで損することがないですからね。

今夜も、
どこにプレゼントを置くか
娘たちと心理戦を楽しみます。

みなさんも良いクリスマスイブをお過ごしください。
メリークリスマス!!


最後までお読みいただきありがとうございます。
これを読んでくださったあなたの少しでもお役に立てたら幸いです。

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