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【大学時代】身に覚えのない僥倖

絶賛子育て奮闘中の
枝瀬です。

末っ子の娘(小学校3年生)がね、
なかなかの強者。
おもしろし。

連絡帳、書かないし
先生の言うことを聞いている気配もないし、
マイワールド全開で
いつもヘンなことを考えている。
(父に似た??)

先日も漢字テキストを開いて
大笑いしました。

僕は小学生時代、
こんな回答は絶対できなかった(苦笑)。

「この子は大物になる!」
ひそかに期待していますが、
はてさて・・。


20年前の記憶

昨日はふと、
20年以上前の大学時代の出来事を
思い出していました。

サークルの後輩が
「大学を辞めたい」と
悩んでいたので、

友人と2人で
相談にのったことがあるんですね。
焼肉屋で。

正直、
僕たちは、
彼女の悩みの内容よりも
ホルモンが美味しいことに感激していて、

「ホルモンうめー」

しか
思い出がないんですけど(苦笑)、

彼女は僕たちに

「すごく悩みを聞いてもらえた」
「悩みを受け取ってくれた」

と感謝してくれて

「年末年始、
 私の実家(博多)に遊びに来ませんか?」

って誘われたんです。

大学3年だったかな?

大学時代の年末年始なんて
ヒマでしかなかったので、

「よし、行こう!」

と、寝台列車で
半日かけて博多へ行きました。

思わぬ待遇(大接待)

僕たちは
彼女のお悩み相談よりも、
ホルモン焼きがおいしかったことしか
覚えていないのに

「娘の悩みに乗ってくれてありがとうございました」

後輩の両親は
僕たちを大接待してくれて、

「私たちの家は、お金の木がなっているのよ」


胸弾む、
素敵な言葉(笑)も
おっしゃってくださり、

「離れ」に2泊3日
金箔浮かんだ日本酒を飲んだくれました。

お年玉もたくさんもらい、
洋服も買ってもらい、
「あごおとし」という、
あごが落ちるくらい美味しい明太子もいただき、
中洲の「親不孝通り」に連れていかれました。

帰りはお車代までいただき、

往路は、
鈍行で半日以上かけて博多に行く
貧乏旅のはずが、

復路は、
新幹線で帰りました。

「いい旅だったな」
「最高だったな」

あのとき、
新幹線で飲んだ
キリンラガー500mlの味と車両からの風景は
未だにはっきり覚えています。
(彼女の相談内容は覚えていない)

あれは、なんだったんだろう??

あれは、なんだったんだろう?
なんで、
今、それを思い出して書いているんだろう?

きっと、
僕たちは、
意識している以上に

無意識で、
人を喜ばせていることがあって、

思わぬ僥倖にあずかる場合があるんだなって、
思い出したんです。

はからずも無意識の状態で、
人を喜ばせている場合がある。

その恩恵は遠慮なく受け取りたいな。

もちろん、その逆、
無意識で人を傷つけていることも
あるでしょうな・・。
そういうものに対する畏れも忘れずに。

思えば、
教師時代もそうでした。

こちらが全力準備して
渾身の授業をかましても、
生徒全員、死んだ魚の目だったことがあるし、

NO準備で
なにも考えず教室に突撃して
しゃべったことが、
あとあと「あれはよかった」って
生徒に言ってもらえたり。

わからんもんです・・・。
(だからといって準備しなくてOKではない)

よく言われるけど
意識できていることは全体の3%。

ほとんどは無意識なんですよね。

だったら、
その無意識の自分を
もっともっと肯定して、
表現してみようかなって気分に
今は、なってます。

いつか誰かに

「お前のあの記事で感動した」

そう言われて、
僕は何を書いたのか全く覚えてないのに、
大接待されたらいいなあ。

そうなることを信じてみよう(笑)


自分の存在に対する疑いない肯定感。

これが読者に伝わるくらいに、
にじみ出てくると

表現するだけで
価値が生まれるのだろう。

#66日ライラン  参加15日目。

【追記1】「だい@初担任のサポーター」と同一人物です。

原則、平日(月・水・金)3回で教育系の発信をしています。
【追記2】
共同運営マガジンはじめました。
ぜひご参加ください!

【追記3】
ついでにkindle本出版してます!
こちらも是非、お読みいただけたら嬉しいです。


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