「おむすび」? はて、そのこころは??
高校教師の枝瀬です。
主に、
教育、心理、コミュニケーションや自己啓発、
日々の気づきを発信しています。
小2の娘がいます。
形容するなら、ザ・自由人。
放っておくと、
ずーと絵を描いています。
昨日の作品がこれ
↓
なんだか、よくわからんけど、
パワーはある。
うん、なんだかおもしろいぞ。
元気になるぞ。
だけど、早く風呂に入ってほしい。
もう21時だ・・。
「おい!むすめ!!早くお風呂に入れ!」
と声をかけました。
・・・・・・
・・・・・・
そこから、娘は、なぜか不機嫌に。
お風呂から上がって
ドライヤーしている最中も
ずっとプリプリ。
よくわからん。
就寝間際、
小4の姉が真相を教えてくれました。
「むすめ!」が
「ブスめ!!」に聞こえてたそうな。
「ブスめって言われた、ひどい」
と湯船に浸かりながら怒っていたそうです。
予想外の変化球。
そんな誤解ありえる!?
と家族で笑いました。
笑うとそれだけで元気になります。
元気があればなんでもできる!!
この記事も、
読んでくださった方が
ほんの少しでも
気づきを得て、心が軽くなり、
行動が変化するタネのようなものを
書けたらいいなと考えています。
どうぞ最後までお付き合いください。
言い間違い、聞き間違いって
みなさん、しますか?
したとき、
されたとき、
どう思いますか?
先日、授業中に、
生徒がとつぜん
「ロッカーに『くしゃみ』取っても
いいですか??」
と質問。
教室のすみずみまで
????マークが広がりましたが、
真相を正すと
取りたかったのは
「くしゃみ」
じゃなくて
「ティッシュ」
「くしゃみ」→「ティッシュ」
はいはい、なるほどね。
これは許せる。
連想ゲームが確かにつながりますからね。
じゃあ、
次の言い間違いはどうでしょう?
年末、
授業の終わりに時間が余ったので、
「来年の抱負でも話してみようか」
と提案。
前後左右のお隣同士で
ワイワイ雑談風に
来年の話をさせていたら、
突然、あるグループが爆笑の渦に。
「来年こそ、家族で『おむすび』がしたい」
と、ある子が言ったそうなんですね。
来年こそ、おむすび?
うーん、これはなんだろうか??
答えは、
スクロールしてみてください。
答えは「ふるさと納税」
これは、
「くしゃみ」→「ティッシュ」ほど、
すぐ共感できる連想ゲームにはなりません(苦笑)
「おむすび」→「おにぎり」→「おふくろの味」
→「ふるさと」→「ふるさと納税」
くらい段階を経ないといけない。
風吹けば桶屋がもうかる、じゃないんだから、
いくらなんでも連想が飛びすぎだろう、
とみんなでツッコミました。
この言い間違い、
とうていAIは真似できないでしょう。
人間ってすごいんだぞ、
えっへん。
chatGPTが台頭し、
ものすごい勢いで
ビジネスや教育に波及しているし、
AIは本当にすばらしいテクノロジーだと
思いますけど、
AIのすごさが際立てば際立つほど、
人間のエラーには価値が生まれるんじゃないかと
(逆張りじゃなくて)
思ってます。
ほんの些細な一例をあげると、
言い間違いは
人を爆笑させる
明るいパワーありますからね。
「ミス」や「エラー」や「失敗」こそ
価値にすべきじゃないでしょうか。
人間関係円滑のコツは、
「期待しない」
「比べない」
「批判しない」
とよく言われます。
逆に言えば
「期待する」「比べる」「批判する」と
人間関係(自分自身のことも含めて)が
ぎくしゃくするわけで。
そんな心理の根底には
「完璧」をついつい求める人間の性が
垣間見えます。
思考もクセですからね。
よくないな、と思ったら
今からでも治せるので治していきましょう。
完全であることに
価値を置く共同体よりも、
不完全であることを
高らかに笑える共同体の方が
幸福度は高いと思いますけどね。
不完全な状態を
欠点として腫れ物にするんじゃなく
仲間とつながる接着剤にできたら、いいな。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
AIも駆使し、
失敗や不完全を許容していったら、
この先、どんな未来になるんだろう?
楽しみです✨
これを読んでくださったあなたの
少しでも気づきや行動の変化の
タネになったら嬉しいです。
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