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エッセイ

14
常々考えてたこと
運営しているクリエイター

2022年12月の記事一覧

君が見ている世界には。「認知されたい人、見つかりたくない私」

君が見ている世界には。「認知されたい人、見つかりたくない私」

ドルオタの先輩がいる。
めちゃくちゃ仕事ができるわ、子煩悩でお子様も優秀だわで一見カッコいい大人だが、地下アイドルに重課金しているしお酒を飲めば確実に深酒、出てくる話は書けないレベルのクズエピソード、という尖った人材だ。良い。

新卒で入った会社でオタク話にも引かないやつとして可愛がってもらい、その後私が転職したので今は会社は別々だけど、年に1回くらい思い出したように飲みに行く話になる。それでお互

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ギターとnote「消費者の才能②」

ギターとnote「消費者の才能②」

私はクリエイターになることを最初から諦めた人間だった。今の自分はまあまあ気に入っているし仕事は天職だと思うけれど、どこかで「クリエイターになれなかった側」という思いをずっと振り切れずにいる。
だから圧倒的な才能を目の前にすると、しまい込んでいた憧れの気持ちが暴走して脳が簡単にバグる。消費者としてのある種の才能というものがあるとしたら、一つはこのバグを起こす回路があるかないかだと私は思う。

学生の

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本を買いました。「消費者の才能①」

本を買いました。「消費者の才能①」

品田遊さんの新刊「キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々」を買った。それはもう唐突に買った。

先日、YouTubeのサジェストに「幽☆遊☆白書カルトクイズ大会」というものが出てきたので思わず観てしまった。オモコロチャンネル。たまにサジェストに出る、よくあるガヤガヤしたYouTuberくらいの認識でいた。その企画で司会兼出題者をしていたのがダ・ヴィンチ・恐山さん、つまり品田遊さんだった。

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