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各国の幸せって何だろう?/24冊目 堂原有美 『脱!しあわせ迷子ー世界の幸福国を旅して集めた幸せのヒントー』 いろは出版

見てくださって、ありがとうございます。
えだまめです。

最初に

今日は、本紹介の記事を2つ投稿します。今回の記事は1つ目です。

ぜひ、2つ目の記事も見ていただけると嬉しいです!

幸せって何だろう?

皆さんは考えたことがありますか?

私は、10歳ぐらいから8年間考え続けています。

私は幸せについて考え続けていた去年に、1冊の本に出会いました。

デンマークの考え方「ヒュッゲ」について書かれた本です。北欧ブームの最中に北欧の国について知りたいと思って探していたら、たまたま見つけた本です。

こちらは、「ヒュッゲ」について書いた本の続編です。

この2冊に影響されて、私はすっかりデンマークの虜になりました。
この2冊は、また今度記事にしようと思います。

デンマークのヒュッゲに感銘を受けていた時、またもや別の本に出会います。

今度は私の記事です。この本で、スウェーデンの「ラーゴム」という考え方を知ります。

この本を読み終えた後、私はどうなったと思いますか?
…皆さん、お分かりですよね。

北欧の虜になりました。行きたい!と思うほど。

そして、私は思います。他の国の幸せって、どんなことを指すのだろう?各国の考え方はどう違っているのだろう?って。

そこで、この本に出会います。

作者の堂原有美さんは、会社を辞めて幸せのヒントを探すために世界各国に旅に出ました。

つまり、この本はノンフィクションの旅エッセイ。

私が幸せを考える上でとても勉強になった本です。
…といっても、私はまだ探している途中なんですけれど。

国によって全然違う!

この本は序章や終章を除くと、1〜7章に分かれます。

1章 北欧
   ・フィンランド
   ・スウェーデン
   ・デンマーク

2章 ヨーロッパ
   ・オランダ
   ・ドイツ
   ・スペイン

3章 アフリカ
   ・ガーナ
   ・ウガンダ
   ・エジプト

4章 中東
   ・トルコ
   ・イスラエル


5章 アメリカ大陸
   ・コスタリカ
   ・キューバ
   ・メキシコ
   ・アメリカ合衆国
   ・カナダ

6章 オセアニア
   ・オーストラリア
   ・フィジー
   ・ニュージーランド

7章 アジア
   ・シンガポール
   ・ベトナム
   ・台湾
   ・アラブ首長国連邦

23カ国です。この23カ国+日本は、やはり全然違います。

…あたりまえなんですけど。

国の位置も、特産品も、成り立ちも違う。国の成り立ちって国民の気風に関わってくるということをこの本で学びました。

科学が発達し切った故に起こる問題に苦しめられている国もあれば、明日や来週、しいては1年後の未来が見えないような国もあります。

同じ地球にあるのに、生活水準がここまで違うか!と驚きを隠せませんでした。

どの国が良いというのかは、分かりません。
でも、どの国も課題を抱えていてそれを解決するために前進していることは分かりました。

日本にこだわらなくてもいい?

私はこの本を読み終えた時、幸せについて分からなくなっていました。

国の数だけ、正解があるからです。

「あたりまえ」は、あたりまえではありませんでした。

この本を読んで気付いたことは、日本も課題だらけだということです。

科学や工業は世界的に見て発展している国だとは思いますが、国民の精神的負担は大きいと思います。

「過労死」という日本語が英語圏の国でも伝わるくらい長時間労働を強いられていて、同性婚が認められていなくて、超少子高齢化社会で。

なんとなく、日本に産まれたから、日本で死ぬのだろう。なんて思っていましたが、日本にこだわらなくてもいいなと思いました。

これだけ国によって違いがあるのです。
自分に合う国で生きてもいいのだ。そう考えました。

最後に

思ったより、固い記事になりました。
…旅エッセイとして読めば、もっと気軽に読めると思います。

どうでしたでしょうか。
少しでも、魅力が伝われば幸いです。

あなたにとって、この本がお気に入りの1冊に仲間入りしていただけるなら、こんなに嬉しいことはありません。

あなたのおすすめの本、次に紹介する本の予想、この記事の感想などありましたら、ぜひコメントをください。待っています!

見てくださって、ありがとうございました。
また、木曜日にお会いしましょう。
えだまめでした。

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