Podcast 越境する感性#10
世代のカベを越えるデザインを(後編):
ゲストは 大本綾 さん
前回につづき、株式会社レア共同代表の 大本綾 さん をお迎えします。
デンマークの「カオスパイロット」日本人初留学を経て、デザイン教育で起業した大本さん。デザインの力で世界を変えていく、そのために科学技術、文化伝統、あらゆるものとデザイン思考をつなげる活動を展開されています。国籍も、性別も、世代も超えて、1人の人間として際立つものをもって響き合う人たちと共働、共創していく先に、よい未来は開かれていくというお話。
● デザインスタートアップとは?
● 起業することと、社会を変えること、どうつながっていくのか?
● 自分と他者のために、小さくても確かな幸せをつくる
● 同じミッションを持つ人たちと、社会の実験場をつくる
● 自分たちの専門性を際立たせる デザイン教育
● 性別や国籍にとらわれず、1人の人間としてどう考え行動するかが大事
● 科学技術×デザインのブラックボックスに挑む
● 教育は自らつくるもの、与えるものや得るものではない
● 個人、チーム、組織、地域、それぞれに合う学びの形が必ずある
● デンマークの「ヒュッゲ」から学ぶ日常のなかの「ほっこり」感
● 日本の「わび・さび」はサステナビリティである
● 内に秘めた良き文化や伝統を、もっと言語化していこう
● 禅とデザイン思考はどこかでつながっている
● 茶道のなかのクリエイティビティを探る
● 共通善=ビッグアーチのもとに「際立つ個」が集うことから未来が開く
ゲスト:大本 綾 さん
1985年生まれ。高校、大学でカナダとアメリカに2年留学。大学卒業後、WPPグループの広告会社であるグレイワールドワイドで、大手消費材メーカーのブランド戦略、コミュニケーション開発に携わる。その後、デンマークのビジネスデザインスクール、KAOSPILOTに初の日本人留学生として受け入れられ、2015年6月に卒業。留学中は起業家精神とクリエイティブ・リーダーシップを中心に学び、デンマーク、イギリス、南アフリカ、日本において社会や組織開発のプロジェクトに携わる。帰国後、「人の想い」から始まるプロジェクトを北欧社会をヒントに、引き出し・支援し・実践する、共創型アクションデザインファーム、株式会社レアを設立。ダイヤモンド・書籍オンラインの連載記事『幸福大国デンマークのデザイン思考』の著者。ベルリン日独センター主催 「第15回日独ヤングリーダーズフォーラム」日本側代表メンバーに選出。
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Twitter<https://twitter.com/AyA_LVPC>
ホスト:紺野 登
多摩大学大学院(経営情報学研究科)教授。エコシスラボ代表、慶應義塾大学大学院SDM研究科特別招聘教授、博士(学術)。一般社団法人Japan Innovation Network(JIN) Chairperson、一般社団法人Future Center Alliance Japan(FCAJ)代表理事。デザイン経営、知識創造経営、目的工学、イノベーション経営などのコンセプトを広める。著書に『構想力の方法論』(日経BP、2018)、『イノベーターになる』(日本経済新聞出版社、2018)、『イノベーション全書』(東洋経済新報社、2020)他、野中郁次郎氏との共著に『知識創造経営のプリンシプル』(東洋経済新報社、2012) など多数。
※2020年11月26日(金)収録
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