EcosyX Lab

知識生態学®--‐知識の生態系としての人間、社会、経済、芸術、デザインの観点から世界を…

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知識生態学®--‐知識の生態系としての人間、社会、経済、芸術、デザインの観点から世界を洞察し未来を見きわめ、知識を結びつけコンセプトやポリシー、変革実践のための知の「場」(ba)を共に生み出すコンセプト・シンクタンク。https://www.ecosyxlab.org/

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    エコシスラボ発信の動画アーカイヴです。

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    エコシスラボの調査研究、およびエコシスラボメンバーの著作、イベント開催、メディア掲載などの情報です。

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    ポッドキャスト「越境する感性」にご案内します。

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    エコシスラボ代表の紺野登による「構想力日記」(2020年8月より連載)の紹介です。

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エコシスラボは、共創型「コンセプト・シンクタンク」です

EcosyX Lab 公式 note です。 分散していたコンテンツ、構想力note、ポッドキャスト、などを、こちらにまとめています。 ▶▶▶EcosyX Lab(エコシスラボ)について: エコシスラボは、共創型「コンセプト・シンクタンク」です。 わたしたちは次のような考えのもと、アドバイザー・ネットワークとともに、構想デザイン、教育プログラムの提供、知識の生態系(ナレッジエコロジー®)研究・実践活動をおこなっています。 ●リニアなビジネスモデルから共創の社会・経済の生

    • 知識創造理論からみたシステマティックなイノベーション経営へのアプローチ

      筆者はビジネススクールで知識創造理論やデザイン思考などのカリキュラムを教えるかたわら、イノベーション経営のためのマネジメントシステムを普及する実践活動を行なっています。その際によく問われるのは、企業が現在抱える様々なイノベーションの課題の解決のために、マネジメントシステムという考えがどのように貢献できるのか(つまり役立つのか)ということです。 よく誤解されるのですが、イノベーションのためのマネジメントシステム(注)とは、個々のイノベーション活動(プロジェクト)を何らかの枠組み

      • 抱擁する都市 Embracive Cityとは何か? 品川に都市の実践家が集まって一年探究したこと

        【抱擁する都市 Embracive City】シリーズを振り返って:品川塾2022-2023ファイナルノート 「品川塾」という学習と対話の場を、品川のいくつかの場所を拠点に、この数年開いています。 2022年〜2023年の活動として、6月から7回にわたって都市と人間の関係について「抱擁する都市 Embracive City」というテーマで都市の実践家や格闘家(?)との場を開いてきました。そのファイナルダイアログが先日(2023.7.6)行われました。 そのご報告noteです

        • ジャーナリングと「心臓の知性 (Intelligence of Heart)」の隠された関係

          まえがきnoteへの投稿をもとにした『構想力ジャーナリング入門』というテクストをkindleそしてオンデマンドで配信・発刊しています。このテクストは本というよりメタテクスト、つまり自分が過去に書いたものを振り返りながら、それらが編集されていくというプロセスから生まれました。これはジャーナリングという方法でメタ編集されたジャーナリングです。下記ではその背景について触れつつ、「心臓の知性」というコンセプトのつながりについて記します(紺野登)。 知性のマルチバージョン化AIがわれ

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          イノベーションマネジメントと知識創造 暗黙知から形式知を変換する構想力経営の要請

          未来視点から経営の現場を変えていく 構想力経営への転換をめざすリーダー、経営者へのメッセージ

          イノベーションマネジメントと知識創造 暗黙知から形式知を変換する構想力経営の要請

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          【創造的ディスキリング:創造性を萌芽するリスキリングのために】

          学術研究団体・日本創造学会の「サロン:創造性を萌芽する 「学び直し(リスキリング)」の探求」(2023年1月8日(日))で日本創造学会フェローとして登壇(ビデオ投稿)させていただいたトークです。 昨今「リスキリング」が話題になっていますが、その前提には環境変化が余儀なくする、知の陳腐化による専門職層の崩壊(ディスキリング)があります。とくにAIは大きな影響をもたらします。 しかし、何のためのリスキリング(目的)がはっきりしていなければ、キャッチアップにとどまったり、学んだだ

          【創造的ディスキリング:創造性を萌芽するリスキリングのために】

          『構想力ジャーナリング入門』という実験的な本が出ました

          noteから書籍へ!エコシスラボ代表の紺野登の新刊『構想力ジャーナリング入門 日々3行で自分と世界がつながる知の方法論』が出版されました。 以下、紺野登のnoteより引用です。 未稿をアップサイクルするという新発想  2018年に『構想力の方法論』(野中郁次郎氏との共著、日経BP)を出版した際に、じつは600ページ余りのテキストを半分くらいにカットして本に収めたのですが、編集を支援していただいた田中順子さんからその「余り」をアップサイクルしてはどうかというアイデアをいた

          『構想力ジャーナリング入門』という実験的な本が出ました

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          基調講演「価値創造のパラダイム変換 ~イノベーションの変化とデザインの新たな展開~」 紺野 登(多摩大学大学院 教授 / 一般社団法人Future Center Alliance Japan 代表理事)

          デジタル時代の到来に伴い、消費者や従業員をはじめとする人間の求める価値を創出するためにデザインの価値が重要視され始めている。こうした中で、デザインによる経営マネジメントが必要と認識し、それに向けた取組みを行っている大企業、中小企業、地方自治体の現状をRIETIで行った調査等の結果を用いて紹介する。そうした現状分析をベースとしつつ、各企業が抱える多様な課題と、それへの対応策について考えていくきっかけを提供していく場とする。 あわせて、政府におけるデザイン活用に取り組んでいる、経済産業省、特許庁、デジタル庁の経験を共有し、政府レベルのデザイン活用の進め方についても議論する。

          基調講演「価値創造のパラダイム変換 ~イノベーションの変化とデザインの新たな展開~」 紺野 登(多摩大学大学院 教授 / 一般社団法人Future Center Alliance Japan 代表理事)

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          【できる!デザイン経営塾】DX時代のデザイン経営とは?(ゲスト:多摩大学大学院 経営情報学研究科 教授 紺野登氏)

          ゲストは、多摩大学大学院 経営情報学研究科 教授の紺野登さん。なぜ ”形をつくるデザイン” が100年かけて ”デザイン思考” に変化したのか、人や企業はどう対応しデザイン思考を取り入れていくべきなのか、などデザインの歴史を振り返りながらテクノロジーとデザインの関係性についてお話いただきます。

          【できる!デザイン経営塾】DX時代のデザイン経営とは?(ゲスト:多摩大学大学院 経営情報学研究科 教授 紺野登氏)

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          【持続性革命が要請する経営の人間化】 11月24日フォーラムのご案内

          第2回 知識創造プリンシプルフォーラム 開催 世界の「知識学派」が集い、21世紀の知識創造経営の核心の一つ「ダイナモ革命」が生み出す次世代の組織とリーダーシップについて語り合う場を設けます。 ■ 日時:11/24(水)15:00-17:30(日本時間) ■ZOOM開催 ■無料ご招待 主催する知識創造プリンシプルコンソーシアムは、エコシスラボのメンバーが中心となり設立した活動をスタートさせた、新しい時代の知識創造プリンシプルへの転換を領域横断的に支援し共に考え未来を創造する

          【持続性革命が要請する経営の人間化】 11月24日フォーラムのご案内

          創造的失敗思考をめぐって:第三稿

          「失敗」を「早期フィードバック」と捉え直すべき訳~ナラティブに未来を紡ぎ出す創造的失敗の知恵 東洋経済オンラインにて、エコシスラボ代表 紺野登 の記事が掲載されました。​ 『失敗の殿堂: 経営における「輝かしい失敗」の研究』(P.イスケ著、紺野登監訳、東洋経済新報社)に絡めて、イノベーションにおける失敗学についての3本目の記事が配信されました。 NT+OO=EOO ってわかりますか? この方程式は、新技術(NT: New Technology)を古い組織(OO: Old

          創造的失敗思考をめぐって:第三稿

          【お知らせ】FCAJ 国内外のイノベーション創造の「場」の調査結果を公表

          世界初 イノベーション創造の「場」有効性定量調査の結果公表 エコシスラボ代表の紺野登が代表理事をつとめる 一般社団法人Future Center Alliance Japan(FCAJ)は、世界初の「場」の評価モデルであるEMIC(Evaluation Model for Innovation Centers)を開発、国内外の「場」87箇所、13カ国からの回答から定量分析を行いました。 その結果を、「国内外のイノベーション創造の「場」の調査報告書 〜これからの「場」のマネジ

          【お知らせ】FCAJ 国内外のイノベーション創造の「場」の調査結果を公表

          新刊のご案内『「多元主義」を理解するための30冊~多様化する世界を読み解き,生き抜くために』ペーパーバック版が出版されました

          多元主義は現代を見つめる重要なレンズだ 『「多元主義」を理解するための30冊:多様化する世界を読み解き、生き抜くために』オンデマンド(ペーパーバック)版登場! Kindle版が先行出版され、好評を得ていた同書がいま、リアル本(オンデマンド版)でも読めるようになりました。(エコシスラボ発行) ◆「特異点(singularity)がやってくるというなら多元性(plurality)が足元にあるのを忘れないように」(オードリー・タン:ユヴァル・ノア・ハラリとの対談より) ◆「ポピ

          新刊のご案内『「多元主義」を理解するための30冊~多様化する世界を読み解き,生き抜くために』ペーパーバック版が出版されました

          公開セミナー【Innovate for Impact】 ジェイ・オグルビー氏「シナリオプランニングと地球温暖化の脅威」ご案内

          エコシスラボのアドバイザー、ジェイ・オグルビーさんが多摩大学大学院グローバルフェローに就任されました。 その機会にお話しいただくプログラムのご案内です。 多摩大学大学院MBAグローバルフェロー 公開セミナー 【Innovate for Impact】 「シナリオプランニングと地球温暖化の脅威」 2021年9月18日(土)AM9:30〜AM10:30 現代の複雑で不確実な時代に不可欠の経営思考・手法がシナリオ・プランニングです。いま世界中で活用されている、不確実で重要な2軸

          公開セミナー【Innovate for Impact】 ジェイ・オグルビー氏「シナリオプランニングと地球温暖化の脅威」ご案内

          創造的失敗思考をめぐって:第二稿

          成功ストーリーばかりを学んでも意味がない理由 ~本来のナレッジマネジメントは失敗知識の活用 東洋経済オンラインにて、エコシスラボ代表 紺野登 の記事が掲載されました。​ 「現状打破したい」→「失敗したくない」→「成功ストーリーに学べ」→(再現性がないので)「うまく進まない」→燃え尽きる? これは、最近の風潮だ。他社の幸福や成功ばかりがSNSなどを通じてインプットされる。「いいね」ばかりが目的になる。 しかし、新たな事業やイノベーションは実は失敗の宝庫なのだが、成功例だけ

          創造的失敗思考をめぐって:第二稿

          輝かしい失敗の研究はなぜ必要か?

          今こそ「失敗」の概念を「創造的に」変えるとき「失敗」を恐れるあまり、空気を読んだり忖度して、何事もなかったようにしてしまうことってありませんか? 東洋経済オンラインにて、エコシスラボ代表 紺野登 の記事が掲載されました。​ 『失敗の殿堂:経営における「輝かしい失敗」の研究』 ポール・ルイ・イスケ (著), 紺野 登 (翻訳, 監修) 「イノベーションには失敗が不可欠」と言うけれど……。では、どんなふうに失敗するのか? 今の社会は、変化のスピードが速く、ますます複雑にな

          輝かしい失敗の研究はなぜ必要か?