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引き寄せ鈍ガメの傷だらけの追い上げ日記 #8 彼を責めた

その日は天気が悪いのもあってお店が暇で、もう途中から『こりゃ今日もダメだ』と思っていたら、
久しぶりの常連さんが顔を出してくれたので嬉しくなって、変にまた張り切ってしまった。

彼氏もいたので、その常連さんと好きな音楽の共通項あるやん!と思い、どうにかこうにか話が盛り上がるように必死になり、結果空回りして、
常連さんは気を遣ってしまうし彼は人見知り発揮して萎縮してしまうしで、
その日はその後お客さんも続かずに静かに終わった。

その帰り、お酒も回って酔っているのも助けてネガティブ思考に拍車がかかってしまった。
頭の中で『もっと彼がコミュ力あって喋れたら盛り上がったのに』と、
店の暇と自分の不機嫌を人のせいにしていた。

そこからもうあかんわ店、と暗くなってお酒を更に飲んで愚痴愚痴言ってる私に、彼は少し黙って聞いていてくれたのだが、あまりに私が愚痴るので、こうしてみたら?とか少しアドバイスしてくれていたのだが、
それに対しても
『バーのことなんか何もわかんないくせに、頑張ってないみたいに言われたくない』と否定的にとって更に暗くなっていた。
始終彼は悲しそうな顔でこっちを見ていた。

翌朝遅く起きて、彼は仕事へ出かけていたけど「昨日は言い方良くなかった、ごめんね」とLINEをくれた。
いやいや、酔うて暗くなって愚痴った私が良くないのにごめん、と謝って反省し、冷静に自分を振り返った。

またすぐ忘れるのだ私は。
「全ては自分が引き寄せた事」
「思考が現実化している」

それを昨日は完全に状況や人のせいにしていた。ついこの前まで彼氏凄いとか、人を変えるんじゃない、私が変わる時なんだとか思っていたのに。
何回やんねんほんまに!!私のアホ!!
と思うけど自分を責めない!
勉強しよ!

と思ってまた引き寄せ系のYouTubeを見始めたら、今の自分にドンピシャなことを言っている本を見つけた。
「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)という、引き寄せの法則の本質というか、宇宙の3つの法則をエイブラハムというスピリチュアルガイド(?このへんピンと来てないけども)との対話を通じて説明してくれている本だ。

ここに色んな人の色んな事例に対してお悩み相談的にエイブラハムが解答しているコーナーがあって、そこが凄くリアルに自分の生活にも落とし込みやすくて、ほんまスピリチュアルガイド界の加藤諦三先生やなと思った。

特に最初響いたのは見出しに「他人の考えはあなたの創造に影響しない」というところ。
相談内容が「夫のネガティブな考え方が、私の前向きな考え方を妨げることはないんでしょうか?」というものだった。
最近までの私の思いと同じだと思い、親身に読み進めてみた。

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