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引き寄せ鈍ガメの傷だらけの追い上げ日記 #15 わたしの過去

"目の前にある現実を作り出したのは自分の思考。だから考え方や物事の見方、毎日の過ごし方を変えれば、起こる現実も変わる"

今回学んだことで、人生は誰でもない自分が作ってるんだという思いがより強くなった。

今目の前の現実が壮絶で、過酷で、「こんなの望んでない」「私のせいじゃない」と思う人も多いと思う。
環境を選べない幼い子供たちとか、事故や病気や天災なんかにあった人たちもそうだと思う。幼かった彼氏もそうだったかもしれない。

私も7歳の頃、近所の中学生に性的虐待を受けて、それ以来傷ついて、病んで、事ある毎にネガティブな出来事やネガティブな自分のことを「その事のせいで」「犯人のせいで」と恨んでばかりで、
自分が変わろうという考えに至るまで時間がかかった。
40代になってようやくだ。

あまりにショッキングな出来事が起きたら、そんな簡単にポジティブな考えに変われない。
無気力になったし、自分も責めたし、恐怖とか怒りとか、そんなマイナスな感情ばかりだった。

でもエイブラハムの本にも書いてたけど、無理に急いで方向転換しなくていいんだって。
「無気力→怒り→あきらめ→前向き」
と徐々にしていくんだって。

私の経験上この「あきらめ」がキーポイントだと思う。
オールを手放すってやつだ。

もうどうにも変えられないことへ執着するのはやめて、
今とこの瞬間の好きなこと楽しいこと気持ちいいことに集中する。

あとは淡々と毎日やりたいこと(直感でくるやつ)とやれることだけやっていく。

嘘みたいだけど、私の場合はこれで心が随分ラクになった。

過去辛かったことも、なかなか叶わないと思っている願いも、執着してジタバタしてたから苦しかった。

なんか生き方自体が恨み節みたいになってた。

今は願いも手放して、「あー今日もご飯美味し」「お風呂最高」「この音楽好き」「お酒うま」そんなことだけに気持ちを持っていくようにしているから、明らかに心だけじゃなくて体もラクだ。

そりゃ悲しいことがあったらメソメソもするけど、引きずらない。
今に集中。で色んなことに「ありがたいな」って感謝してる。

だから色々あったけど、自分の過去にも感謝してる。辛かったけどそのおかげでたくさん転んでたくさん学んで、ここまで来れたね、ありがとうって思う。

「彼を変えよう」なんて思ったあの日の自分にも、アホだなとは思うけど、今はありがとうって言いたい。


最終話へ


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