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引き寄せ鈍ガメの傷だらけの追い上げ日記 #3 現実化してた思考
流行病でお店の休業と時短を強いられていた頃に
ある程度の給付金が銀行に振り込まれるという経験をした時、
私は頭の中で何を考えていただろうか?
「仕事を休んでいるのにこんなにお金を貰うなんて、いいんだろうか?」
「こんなに貰ってもし来年からお店の売上が悪くなったら、高い税金だけ払うハメになるじゃないか」
「売上が悪くなった時のために、その時売れそうな物とかも買っておこう」
これだ。
まず大金を手にすることに罪悪感があるし、これは私のお金じゃないから申し訳ない、という感覚がある。
そしてこの時『売上が悪くなったら』と想像した通りに売上が悪くなった。
思考が現実化した。1年後に。
そういえば親との関係性もそうだ。
離婚に際して両親と折り合いが悪くなってしまって、そこから私は
「両親は私のことを理解してくれないしきっと協力もしてくれない」
と考えてしまっていた。そう考えていたからギスギスしていた。
私の思った通りになっただけだ。
なのに売上が悪くなった時に頼ろうとして連絡したり、妙に新たなスキルを手に入れようとネットで見つけた怪しげな学校に通ってみようとして入学金を貸して欲しいとか言ったりする度に父に反対され、
「やっぱり私のことを分かってくれない!」
などと暗くなっていたのだけど、
今考えたらそりゃそうだし、父の判断は正しかった。
そして自力でどうにか頑張ろうとがむしゃらに仕事していたら、
父も前向きに応援してくれるようになった(というか、以前からしてくれてるのに私がひねくれて気づけてなかっただけなのだが)。
いつも私が迷って焦って変な事を掴もうとした時に軌道修正してくれているだけだ。
両親は、自由とお金を引き寄せられる人達だ。そんな人達に反発していたのは、私には「ない」「足りない」と思い続けてきたから。
元から「あった」んだ。愛情とか学びとか色んなことを私に与えてくれていた。
そう思うとグワーッと感謝が込み上げてきて涙が出てきた。
きっと少しずつ前向きな気持ちになり始めた私を察知して、両親も前向きに接してくれているんだろう。
ほんとに現実は、自分の思考の写鏡だなと思う。
ということは、これらの出来事に関してはネガティブなことだったかもしれないけど、
ポジティブな出来事だって、自分の思考で現実化できるんじゃないの?!
過去の(一見)マイナスな出来事も、私にこういう大切な気づきをくれるためだったのでは?!
そう思うといてもたってもいられないワクワクした気持ちになってきた。
#4へ
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