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引き寄せ鈍ガメの傷だらけの追い上げ日記 #6 焦るとコケる

私は常に物事を焦り過ぎていたなと思う。

ゆったりドンと構えて待つというのが苦手だ。
肩の力を抜いて、万事天の采配を待つ、ができない。

いつも「ない」ってとこから、埋めなきゃいけないと焦る。
これからも「ない」と困るから何か慌てて起こさなきゃいけない。
不安で不安で、焦って焦って、大事なものを取り逃したり、間違ったものを掴もうとしたり。

それに気づいたのは友達と音楽フェスに行った時だ。
みんなで好きな音楽を楽しんで、そのフェスからの帰り、私は自分のお店を開ける時間を決めていたのもあって「帰り絶対バスも混むし駅まで遠いし、早めに出なきゃ」と焦っていた。
ゆったりした性格の友人たちは、最後まで観て帰るよ〜と残って、私だけ先に出ることにした。
並んでフェスの送迎バスに乗って、電車の駅までの道のりを早足でハアハア言いながら歩き、どうにかお店のオープンに間に合いそうな時間に電車に乗れたのだが、その頃にはヘトヘトになっていた。

残ったみんなと連絡をとってみると、みんなは最後のバンドの終わりまでちゃんと観て、のんびり外へ歩き出したらなんと駅へ直で行ける市営のバスを見つけて、ゆったり乗って私と同じ時間くらいに駅に着いていたと言うではないか。

めちゃツイてるやん!ええなあ!と悔しくもあったけど、まあ私は日頃の運動不足解消になったしええかと捉え、一人店へ向かった。

焦って動いたことに後悔はないけど、でもやっぱり焦らずに「なんとかなるでしょ」と堂々と構えておくことの大切さも学んだ。

不安がってばかりいるのではなくて、ニコニコで「いけるいける」とゆるく待つ。そうすれば不安な事も起こらないしラッキーを掴める。思考が現実化するのはここ最近思い出したことでも立証済みだ。

お金のことでもいつも「ヤバイヤバイ」「早くなんとかしないと」「今なんとかしないと」と焦っていた。常に不安の上に立っていた、私。

でも、また一見ネガティブな出来事だったとしても、私の人生に必要で必要なタイミングで起こるんだから、
今回のことも凄く学びになったしむしろラッキーかなと思える。

そうそう、焦らず、私の望んだエンディングへ向かうストーリーの一部なのだから、何が起きても平気さ!

と思ってた数日後、ネットショッピングで詐欺にあった。
なんでや!

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