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栗の簡単調理法

今日は、野菜ソムリエ的に「栗」のお話しです。
(音声配信の書き起こしです。ぜひ音声でも聞いてください♪)

ついにスーパーでも見かけるようになりましたね。GO TOキャンペーンを利用して栗拾いに出かける方もいらっしゃるでしょうね。

栗といえば、美食家の多いフランス。栗を剥く際に爪の間に皮が入って黒く染まってしまうので、それを隠すために真っ赤なマニキュアを日常的に塗るようになったという話があります。爪が黒くなるほど食べてたんですね。

そんな美食家たちに愛される栗。たしかに美味しいけど「調理が面倒」というイメージがありませんか?

水に一晩漬けて〜、茹でて〜、粗熱とって、皮むいて…はぁ〜。

ちなみになぜ水につけるかというと「鬼皮を剥きやすくするため」でもあり、中に潜んでいる「虫を出すため」でもあります。

スーパーに並んでいるものは虫出しされていますが、栗拾いの栗は、ほぼ虫が住んでます。なので、水に浸けて出て頂かなければなりません(笑)そして、水面に浮かんだ中身を食べられてしまった栗を取り除くためでもあります。

そんな虫出しまでしなきゃいけない栗。一番面倒なのは「皮むき」。固い鬼皮を剥いて、渋皮とって…はぁ。

しかし!専用皮むき器もあります。

お値段は、まあまあします(笑)たびたび使うものじゃ無いから私は買い控えています。

そんな、手間のかかるイメージの栗ですが、実は簡単な調理法があります。

冷凍する方法!解凍すると皮がつるんと剥けます。「皮つきの生栗まま冷凍する」と皮もつるんと剥けるし、なんと3、4ヶ月持ちます!

ポイントは、水に一晩つけた生栗の「水気をきちんと取る」こと。そして、新聞紙に包んで冷凍保存用の袋に入れます。もしくは、新聞紙代わりにお砂糖を袋の2、3割入れて冷凍すること。

いずれも使う時は、凍ったまま茹でればOK!今、冷凍すればお正月のおせち料理にも使えますよね♪

栗はクリームとすごく相性がイイので、栗ご飯をアレンジして栗リゾットにしたり、クリームパスタ、栗ポタージュも美味しいです。

あと、個人的にオススメは栗の天ぷら!渋皮を付けたまま素揚げにするんです。渋皮には「タンニン」という成分が含まれていて、脂肪燃焼、抗酸化作用も期待できます。

ぜひ旬のものを食べて、寒暖差が激しいこの季節を乗り切りましょう♪


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