[1分小説] もしも私が鳥だったら|#青ブラ文学
カッカッカッカ...
" If I were a bird, "
「いいか、今書いたのは仮定法という文法だ」
カテーホー?
「仮定法は本来であれば中学3年で学習する単元だ。
しかし我が校では2年生のうちに概要だけやる」
ガイヨー?
「一昨年から公立入試の出題範囲となった単元だ。しっかり聞いておけ」
おけー!
・・・な、わけないでしょ。
はぁ。早く終わらないかな授業。
「この文は『もしも私が鳥だったら』という日本語訳になる。事実とは違ったことを・・・」