【有料級】短時間で学習効果を最大化させるコツ
みなさんは、『未知を既知と結びつける』
と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、知らないことや、まだ取り組んでみたことがない、
『初めてのこと』に取り組む上で、
・余計な遠回りをしないで
・あまり無駄な時間を掛けずに
スムーズに自分のものにする上で、とても役に立つ考えのひとつです。
既に取り組んだことがあり、経験済みな物事・カテゴリーに対して、
何度も何度も繰り返し、その経験を重ねるうちに、自分の中で、
ある種の『パターン』や『流れ』のようなものを掴めていくかと思います。
この流れに、
全く異なるこれまで取り組んだことのない未知なるものに、それを
『当て嵌めていく』のです。
これの効果を、
私が最初に経験したのは、高校入試までの受験勉強でした。
1.『既知なるモノ』を準備する
まず、既に取り組んだ経験があり、出来ればそれが「得意」なモノを準備します。
私の場合は、5教科のうちで、それは「社会科」でした。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ここで少しだけ当時のお話にお付き合いくださいm(_ _)m
学校の成績と言うものに対した価値を感じず、ほとんど気にしないで、遊んで過ごしているうち、高校進学というイベントが間近に迫っていました。
まわりの友人・先生・親たち父兄が、子供の将来に関わる大事な進路決定に、ある種、真剣さが度を越えた、深刻さや焦りを彼らから発せられ、私は奇妙なプレッシャーを感じていました。
それは「受験に落ちたらしぬ」位の圧でした😅
何だか分からないけど、そう言うものかと。しょうがないので、その波に乗っかるフリだけしてみようと言うことで、
嫌々、重い腰を上げ(自分の将来のことなのにコイツは・・笑)
ようやく真剣に取り組んだのが、なんと受験当日10日前でした笑笑
「要は受かればいいんだろ、受かりゃ」(←本当にクズ💦)
5教科全てを満点を取る覚悟で、本当に真剣に取り組んだ記憶があります。
しかし現状は、得意な社会科以外は、あまり芳しく無い点数ばかりで、好き嫌いが極端に点数に反映されている状態でした。
と、言ってもやるしかない。
残り時間があまりにも限られていましたので、これは普通にやっていては、間に合わないと。
そこで得意教科を軸にそれを順番に、点数の底上げを狙うという作戦を立てます。
人は期限・デッドラインがあると、信じられない力や集中力を発揮するモノだと、この時に同時に気付きます。
これまでの自分ではとても考えられないような能力が開花します!
それは「自分が自分に教えられるような」初めて感覚でした。
2.『既知なるモノ』のパターン・特徴を知る
当時私は、社会科が最も得意科目でしたので、この科目でいつもテストで90点以下を下回ったことが無い位にお任せあれでした。
この社会科を最高モデルとして、皆他の4科目も一様に「最低ライン90点」と設定しました。
社会科の中で「歴史」が特に好きになった切欠は、歴史は人々による『ストーリー』で成立している点でした。
要は、ドラマ仕立てのように『感情を掻き立てられる』人生劇場なんですね。
昔の時代は、遡ればのぼる程、大抵男性性エネルギーが優位でパワフルな時代ですので、血を血で洗う歴史がほとんどです。
そこには、感情を揺さぶる衝撃的な印象がついて回ります。
歴史上の登場人物達の人生ドラマが、事件や革命になっているに過ぎないと言うことに気づいていましたので、年代やイベント・関係する人物が記憶に定着しやすかったのです。
3.『共通パターン』を認識する
一方で、テストというものを今一度、冷静に考えてみましたところ、
全てのテストは「答え」が先にあって、次に「問い」があることに気づき、じゃあ、こちらが先生になったつもりで考えようと。
(この時は冴え過ぎていて本当に『ゾーン』と言う領域に入った状態だったと思います)
このコンテンツやテーマにおいて自分が教師側だったら、「生徒にどんな回答をさせたいか?」だったら「予めどんな問題を創作するか?」
という風に「回答側生徒」と「出題側教師」の『立場を逆転させて』
自分で問題を創り、空白に答えを穴埋めするという手法で、これを、他の教科にも当て嵌めて応用していきました!
4.『未知なるモノ』に共通パターンを当て嵌める
社会科の次に得意な国語は、
著名な現代文や古文や漢文などの当時それを詠んだ作者から、どういう時代背景でそれが創られたのか、社会科歴史と同じように背景を読みますと定着しやすい。
数学は、必ず答えが一つだけしかないと言う質問なので、基本公式を完全にモノにした上で、応用問題を自分で創って埋めていく。
以下、英語・理科も同様に行った結果、
5科目平均95点・合計475点と言う、今まで経験したことの無い驚異的な点数で受験を突破します!
5. あらゆる分野で応用が効く万能スキル
『未知を既知と結びつける』
分かりやすく説明する上で、上記の受験勉強の例では、厳密には『得意なモノを不得意に応用する』になってしまいましたが、
・スポーツ・武道などの運動系
・楽器演奏・絵画・書道など芸術創作
・学術・研究分野など
様々なシーンで活用応用することで、短時間に無駄な苦労することなく、
身につけられる超おすすめな手法です!
6. ポイントのまとめ
ポイントは、
1.得意な一つの何かを磨き上げ、
2.そのパターンをしっかり認識し(出来れば人に説明できる位に)
3.そのパターンを未知なるモノに当て嵌め応用する
学習スピードは格段に向上するはずです☺️
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