【報告】グローバルキャリアフォーラム@大阪大学中之島センター&Zoom(2/2)
\ ご参加ありがとうございました /
後日アーカイブ掲載予定です
ECFAでは、関係機関と連携して「グローバルキャリアフォーラム」を開催しました。
関西では「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして2025年に大阪・関西万博の開催が予定されており、「いのち輝く未来社会」像や「誰も取り残さない社会」の実現に向けた議論が産官学民のあらゆるアクターが参加する「いのち会議」という枠組みがあります。今回は、「いのち会議」市民部門と共同主催とし、SDGsの達成や国際協力へ高い関心を持つ高い関心を持つ学生・社会人等を対象とした、理解への促進、モチベーションアップを目的としたイベントとして実施しました。
第1部では、「いのち会議」の説明後、国際協力機構(JICA)、NGO、開発コンサルタント、世界銀行、国際通貨基金(IMF)といったグローバルなアクターの紹介をしました。
第2部では、自分の関心がある組織の方と直接話をする機会を提供しました。参加者は、それぞれの組織の特徴、他の組織との違いなど比べながら、自分の興味関心に沿うところを模索していた様子でした。
対面でこのように多くのグローバルに活躍するアクターの話を聞く機会は限られていることもあり、会場に来た方は熱心に相談をしていました。
\ ご参加ありがとうございました /
<開催概要>
開催日時: 2024(令和6)年2月2日(金)
第1部 14:00~15:00 セミナー
第2部 15:10~19:30 座談会、個別相談
会 場: 大阪大学中之島センター5階(いのち共感ひろば)
対 象:
SDGs、国際協力に関心をもち、具体的に取り組みたいと考えている方
(社会人だけでなく、高校生・大学生の方も歓迎です。)
プログラム:
第1部 セミナー (オンライン参加可)
14:00-14:10「いのち会議」の取り組み
14:10-15:00 世界を取り巻く現状と課題そして各団体(世界銀行、IMF、JICA、NGO、ECFA)の役割
第2部 グループ座談会、個別相談
15:10~19:30
主 催:
「いのち会議」市民部門、世界銀行、IMF、ECFA
後 援:
大阪大学社会ソリューションイニシアティブ、
関西SDGsプラットフォーム大学分科会、
国際協力機構(JICA)
登壇者及び相談者:
堂目 卓生 (どうめ たくお)氏
大阪大学総長補佐/社会ソリューションイニシアティブ長/
大学院経済学研究科 教授
経済学博士。2001年より大阪大学教授。専門分野は 経済学史、経済思想。Political Economy of Public Finance in Britain 1767-1873 (Routledge 2004)で日経・経済図書文化賞、『アダム・スミス-「道徳感情論」と「国富論」の世界』(中央公論新社、2008)で、サントリー学芸賞を受賞。2019年、紫綬褒章。「いのち会議」実行委員会副委員長及び市民部門長として「いのち会議」を推進。
田和 正裕氏
大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ 教授
前職のJICAにおいて、新規事業の企画立案、持続可能な開発目標(SDGs)の策定過程やナレッジマネジメントに従事、南アジア及びアフリカ地域の農業・農村開発並びに国際援助協調を担当。海外ではインドネシアに駐在。
現在、大阪大学では「いのち会議」の企画・推進を中心に産官学民の様々なアクターと連携し、SDGs関連した取り組みを行なっている。
大森 功一 氏
世界銀行 東京事務所/ 上級対外関係担当官
東京生まれ。立命館大学法学部卒、同大学院国際関係研究科修士課程修了、アメリカン大学国際関係大学院修士課程修了。大学の研究所で歴史的都市の保存・開発に関する研究に従事後、2000年世界銀行入行。東京事務所広報担当官を経て、2010-2014年南アジア地域担当副総裁特別補佐官、2015年より現職。日本での世界銀行のアウトリーチ活動全般を担当している。
川瀬 翔平 氏
国際通貨基金(IMF) アジア太平洋地域事務所/エコノミスト
愛知県生まれ。高専時代、米国に交換留学したことをキッカケに経済学、国際開発を志すように。筑波大学理工学群社会工学類卒業。東京大学公共政策大学院修了。英国ウォーリック大学経済学修士課程修了。米国公認会計士。財務省入省後、財政金融制度に関する企画立案に従事。金融庁出向中に、JICA個別専門家としてミャンマーで関連当局等に助言し資本市場活性化を支援。2022年7月より現職。加盟国の経済調査を行うチームのエコノミストとして活動中。
鍛治澤 千重子 氏
独立行政法人国際協力機構(JICA) 関西センター 開発大学院連携課 /課長
富山県生まれ、愛知県育ち。神戸大学大学院国際協力研究科修了後、1997年国際協力事業団(現:独立行政法人国際協力機構)に入団。主にアジア地域の保健医療、社会保障、自然環境保全分野の案件形成・マネジメントや、広報などに従事。2022年4月より現職。海外駐在は中国(2001-05年)とタイ(2015-2020年)。タイには息子(赴任当時小1)と母子赴任。
栗田 佳典 氏
特定非営利活動法人 関西NGO協議会/ 事務局長・理事
1986年、静岡県生まれ。立命館大学産業社会学部卒。生まれつきの心臓病で、13 歳の時に手術。その経験から支えられることのありがたさを知り、「誰かを支える仕事をしたい」という想いのもと、大学で福祉を専攻。子ども兵の問題に強い関心を持ち、NGOのインターンシップに参加。大学卒業後、テラ・ルネッサンスに勤務し広報や啓発活動を担当した。2022年4月より現職。NGOと市民をつなぎ、関西の市民活動の活性化に取り組んでいる。
河野 敬子
一般社団法人 海外コンサルタンツ協会(ECFA)
人材育成・研究会・広報業務マネジャー
サステナビリティ推進チームビジネス推進グループ
広島生まれ。高校時代、カナダでのサマーキャンプに参加し「世界は広くて自由である」ことを知る。卒業後はハワイの短大で米英語、関西大学に編入しICTを学ぶ。社会人経験の後、広島大学大学院国際協力研究科へ進学、修了後は、一部上場企業のCSR事業に教育プログラムプロデューサーとして携わる。国際協力機構(JICA)では、広報や研修員受け入れ事業を担当。2004年よりECFAにて人材育成、広報業務に携わる。キャリアコンサルタント(国家資格)。
\ 開発コンサルティング企業で活躍している二人もお待ちしています /
永尾 暁
アイ・シー・ネット株式会社 ブランドコミュニケーション室
大阪生まれ。JICA海外協力隊としてスリランカで活動後、企業や外郭団体でマーケティングや広報業務に携わる。2022年よりアイ・シー・ネットでコーポレート広報やプロジェクト広報に従事。自社のインスタグラムなどを通じて国際開発や開発コンサルタントの仕事を日々発信中。
八千代エンジニヤリング株式会社
事業統括本部 海外事業部 営業企画
柳原 健人
大阪府生まれ兵庫県育ち。大阪大学外国語学部インドネシア語専攻卒。就職活動では「途上国の人々を尊重した上で、その国の発展に繋がる仕事をしたい」と考え、国際協力業界を志望。開発コンサルタントの八千代エンジニヤリング(株)に入社し、海外事業部 営業企画にて勤続3年目。
問合せ
(一社)海外コンサルタンツ協会(担当:河野)
E-mail:kono@ecfa.or.jp