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愛媛県ゆかりアーティスト紹介

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別アカウントで紹介している 愛媛県にゆかりのあるアーティストの インタビュー記事をまとめました!
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記事一覧

”なにも無い”が最大の武器になる 柳家勧之助

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。 今回は、八幡浜市出身の落語家 柳家勧之助さんに、落語のおもしろさや、落語家として気をつけていることについて、伺いしました。 偶然の出会いが、それからの人生を変えた― 落語家を目指されたきっかけを教えていただけますか。  大学で落語研究会に入ったんです。  特に落語がやりたくて入ったわけではなく、友だちの付き添いで入会したので、落語のおもしろさを知ったのは、研究会に入ってからでしたね。  でも、当時はあくまで落語を使って遊んでい

独自路線を進む”僕の”砥部焼 陶房Kibi 梶原英佑

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。 砥部焼の窯元が集まる伊予郡砥部町から車で約30分。 伊予市中山町で、錆墨シリーズや、 琺瑯シリーズなど、従来の砥部焼らしさとは異なる、器や植木鉢を作っている、陶房Kibi 梶原英佑さん。 そんな梶原さんに、作品づくりのこだわりや今後の夢についてお話を伺いました。 実用性とデザインのバランス― 作品づくりで、大事にされていることを教えてください。  基本的に全部大事にしていますが、使う方の身になって考えていますね。  それは、使

大洲和紙×ギルティングで魅せる価値 齋藤宏之

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。 今回は、伝統ある大洲和紙に新たな技法を組み合わせることで、『ギルティング和紙』や『こより和紙』といった製品を生み出し、製造・販売されている齋藤宏之さんに、お話を伺いました。 『ギルティング和紙』と『こより和紙』― 『ギルティング和紙』と『こより和紙』について、ご紹介いただけますか。  『ギルティング和紙』は、ギルティングという金箔の装飾技法を、手漉き和紙に応用した製品です。  壁紙などのインテリア向け製品から、ハガキやステーシ

”楽しい”を原動力に、個性豊かな作品を生み出す くるる

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。 子どもの頃、一度は空や机の木目を見て”顔”を想像したこと、あるんじゃないでしょうか。 今回ご紹介する、顔つけ作家のくるるさんは、そんな子どもの頃に誰もがしたであろう空想を、作品として表現している作家さんです。 また、”楽しい”という気持ちに正直な彼女は、やりたいことや、コラボしたい人がいると、どんどん口に出して行動していくそう。 今までにも、行動することで大切な出会いがたくさんあったようです。 「あんまり頭で考えすぎるのは苦手で

こだわりの”丸み”で描くキャラクター イラストレーター misato

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。 まずは、こちらをご覧ください。 缶ジュースを一心不乱に振っているネコ 容赦なく目薬をさしてくるネコ 今回は、この可愛くてシュールで、クスっと笑ってしまうイラストを描かれている、イラストレーターのmisatoさんにお話を伺いました。 独特な動きはどこから生まれるのか、何かを訴えかけくる表情のポイントはどこかなど、misatoさんの魅力に迫るインタビューです。 絵を描くことが好きな少女時代― どのようなきっかけで、イラストレー

伝統工芸の世界で自分らしい作品をつくる 德永早映

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。 今回は、愛媛県西条市で染色工房『伊予小紋 いちよう』を営む、小紋師の德永早映さんにお話を伺いました。 親方との出会いが、小紋師の道へ― 小紋師を目指された理由を教えていただけますか。  大学で美術史を専攻していて、元々は研究者になりたいと思っていました。  でも、その頃アルバイトをしていた美術館で、作り手の方たちと出会い、人柄や仕事内容などを知っていくうちに、職人の道もあるのかなと思い始めました。  その出会いの中で、好きな

VFXに出会って、動き始めた僕の人生 山内拓人

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。 映画やアニメ、CM制作で、大活躍中のVFXという視覚効果技術を知っていますか? 今回は、愛媛県宇和島市を拠点に、VFXの世界で活躍されている、VFXスーパーバイザー / CGディレクター / デジタルアーティストの山内拓人さんに、お話を伺いました。 なかなか知ることのない業界のお話や、フリーランスの覚悟と苦労など、たぬ子の「知りたい!」が赴くまま、お話しさせていただいたインタビューです! 時代と共に変化する肩書ー VFXスー

自分自身に、生徒に、真摯に向き合う 木藤麻衣子

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。 以前、たぬ子はフルートを鳴らせないとお話しましたが、インタビューをとおして、「もしかしたら鳴らせるかもしれない!」と、希望の光が見えてきました! 今回は、幅広く音楽活動を行うとともに、音楽教室を主宰し後進の指導にあたられている、フルート演奏家の木藤麻衣子さんに、フルートの魅力や演奏活動とレッスンの違いなど、お伺いしました。 小さなころから音楽一筋ーいつ頃からフルートを始められたんですか。  母の友達に楽器を譲っていただいたこ

32ページにそそぐ情熱 高須賀由枝

こんにちは! おこづかいを全て漫画に捧げていた、note更新担当のたぬ子です。 働き出して、漫画を大人買いできた時「大人になって良かった!」と、心から思いました(笑) いろんな漫画がありますが、主人公たちはみんな友達だと思っています! 今回は、集英社 少女まんが誌”Cookie”で『グッドモーニング・キス』を連載中の、高須賀由枝先生に、ストーリーの考え方や、漫画家という仕事についてお話を伺いました。 集英社より最新巻『グッドモーニング・キス 20』絶賛発売中!! キャ

師匠の教えを松山でまもる 西村啓志

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。 今回は、柳井町商店街に弦楽器工房”La chiave di basso”をかまえる、弦楽器製作家の西村啓志さんにお話を伺いました。 楽器と工作が好きな少年ー弦楽器製作家になろうと思ったきっかけを教えてください。  母がフルートやピアノを教えている影響で、2~3歳ぐらいからピアノをやっていて音楽や楽器が好きだったこと。  建築士だった祖父のノコギリやトンカチを使って、工作するのが好きだったこと。  この2つが重なって、「弦楽器を

ずっと、使い続けられる漆作品を届けたい 伊藤奈津美

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。 今回は、西条の和紙!今治の猪革!!を使って、漆作品を制作されている伊藤奈津美さんに、お話を伺いました。 みなさんは”漆”と聞いて、何を思い浮かべますか? たぬ子は、伊藤さんの作品に出会うまで、ぴかぴかのお高~い食器しか思い浮かばなかったです(笑) みんなのイメージにない”漆”ー紙胎漆、猪革シリーズ、金継ぎと漆を軸に様々な作品を作られていますが、どれに重きを置いて活動されていますか。  元々、日用品を作りたくて始めたのが、アク

恩師と出会い、音楽に惹かれ、オペラを愛す 宮本益光

こんにちは! ハンサム・塩顔・黒縁眼鏡に目がない、note更新担当のたぬ子です。 今回は、オペラ歌手として全国各地で多くの公演をされながら、『アンサンブル・ソネット愛媛』の音楽監督も務められている、宮本益光(みやもと ますみつ)さんに、お話を伺ってきました。 4名のバリトンで結成された『ハンサム四兄弟』のご長男でもあるとのことで、たぬ子はもちろんテンションマックスです!笑 歴史があり、現在があり、未来があるーオペラの魅力について教えていただけますか。  歴史と時代です

自由な発想で音を楽しむ、ヴァイオリニスト 原瀬万梨子

こんにちは! ”食欲の秋”&”読書の秋”を満喫している、note更新担当のたぬ子です。 しかし、今回は”音楽の秋”!! 松山市出身で、2019年に『Ensemble Mare』を立ち上げたヴァイオリニストの原瀬万梨子(はらせ まりこ)さんに、お話を伺いました。 今しかできない聴き方をしてほしい―昨年度から、原瀬さんに担当していただいている楽器専門講座は、いつも自由で楽しそうですね。  私が小学生の時にも、学校で音楽家の演奏を聴きましょうって時間があったんですけど、ひたす

愛媛生まれ、練馬育ちのシンガーソングライター 井上侑

こんにちは!ラジオ大好き、note更新担当のたぬ子です。 今回は、FM愛媛で毎週土曜日17:00から放送されている『井上侑、しらすラジオ』のパーソナリティー、井上侑(いのうえ ゆう)さんにお話を伺ってきました。 番組内で流れる『釜揚げしらす』は、1度聴いたらサビの部分が耳に残ってエンドレスリピート間違いなしです! たくさんのときめきをくれた”愛媛”―”愛媛生まれ、練馬育ち”というキャッチフレーズが印象的ですが、どのようにして生まれたんですか。  10年ぐらい一緒に仕事