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考え方のためのnote

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#マーケター

「率」のマジック。効「率」だけではなく、大きなスケールで考えてみる

ビジネスでお金を使って行うこと、例えば「広告」などでは、当然ながら「費用対効果」「効率」が求められます。あるいは仕事の仕方そのものに「効率的に」というコトバが使われたり、「効率化実現」を謳うツールが存在したり。もちろん「効率」は大事なんですが、あまりにもここに縛られると、本末転倒、なこともあります。 「率」はマモノで、これを改善することに集中すると、”規模の拡大”とのバランスが崩れたり、率は実現できてもビジネスとしては成功していない、なんてことも。効率だけではなく「数字」「率

「個」の突破力を磨くことの大切さと、トレーニング方法について

個人としての「突破力」を意識的に鍛えることを大切にしたいですよね、では具体的に何をすれば良いのか?ということを書いていきます。 SNSを中心にマーケティングで成果を出すための「型」が共有されるようになってきています。この3年くらいで、マーケティングに関する情報量は一気に上がったと感じています。 つまり、誰でも80点の成果は取りやすくなってきているということ。 これは恵まれている環境になった…と捉えることもできますが、みんな80点は取りやすくなっているので、差別化は図りに

「ブランド」を幻想や虚言で終わらせず、儲けに繋げるために。 ダイキン片山氏著『実務家ブランド論』を読んで

どうも、フクパンマンです。 2021年9月に出版された、ダイキン工業で長年広告宣伝を勤めてこられた片山氏がまとめた超実践的な本「実務家ブランド論」を拝読させていただいたので、私なりにレビューさせていただきます。 「教科書ブランド論の真似はするな」という熱意のもと、教科書と一線を画する終始わかりやすい口語体と説明で話されており、社内における「ブランド」というあいまいな言葉の定義、そして「ブランディングの目的は売上と徹底しよう」という、意志と実践方法が詰まった良書でした。

[マーケティング]”できる人”がやっていること、見つけた。

通販業界、EC業界、広くWEBマーケティング業界において、たくさんの人とお話する機会がありました。その中にはもちろん、「この人、凄いなあ!」と思える方も。自分なりに、どうしたらそういうレベルになれるのだろう?と考えた時、「凄い人」に共通する要素が見つかりました。 なによりも「プロフェッショナル」であること「成功している人」は、当然、ものすごく努力されているはずです。はずですが、お話する際には、その「努力・苦労」を垣間見せないことが多いです。プロですね。かっこいいです。凡人で

「マーケティング部門」ちょこっと組織論、マニアックかマニュアルか

企業のデジタルマーケティング部署については、各社各様の考え方があります。DXやECに特化した部署もあるでしょう。「広告」「広報」の部署に中に、デジタルか否か問わずひとつに集約していることもあるでしょう。 また、デジタルマーケティング担当者として、デジタルに寄っているのか、マーケティングの手法のひとつとして捉えているのか、これもわかれるところかと思います。 組織全体、というよりは「組織内の担当者」のあるべきカタチについて考えてみたいと思います。 「デジタルの専門家」=属人的

「ツール導入」したらすべてうまくいく...はずがない!

「ツール導入」したらすべてうまくいく...はずがない!ECの現場にいると、広告代理店やベンダーさんからの提案をたくさんいただきます。 レコメンドツール、解析ツール、レポートツール、MA、CDPなどなどの「改善ツール」。導入したらこれが見える、それが楽になる、あそこも導入している...一見”夢が広がる”気持ちになりますが、少し立ち止まって、考えてみましょう。 私の失敗例。10年くらい前、「レコメンドツール」を導入したことがありました。EC掲載の商品点数がそれほど多いわけではな

「マーケター」としての””感性”を高めるヒントx5つ

マーケティング業務に携わる中で、(技術やノウハウとは違う点で)マインドとして常に持っておくべきなのは、 3つの「感」=感謝、感動、感性 であると、常に意識しながら進めてきました。 お金や時間を使っていただくおきゃくさまに「感謝」すること。 自ら立てた目標に達成したときに「感動」できるように、努力を重ねること。 そして、”伝える”ためのコトバを紡ぐために「感性」を高めること。 ここからは、「感性」を高めるために、ヒントになる(かもしれない...)ことを、5つ、書いていきます

【入社エントリ】チャネルトークのきなこになりました。

こんにちは!きなこ(本名:半田)です。 私事ですが4月末に前職であるHeaR株式会社を退職して、 5月1日に『チャネルトーク』を運営する株式会社Channel Corporationにマーケターとして入社しました。 このnoteではチャネルトークとの出会いと私の今後取り組みたいことについて書き留めたいと思います。 「え、チャネルトークってチャットボットの会社?」今だから言います。 最初チャネルトークの方からお誘いの連絡を頂いたときに 「え、チャネルトークってチャットボ