EBUNE

船に暮らし、移動生活していた海の民「家船」をモチーフに各地を漂流・漂着するアートプロジ…

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船に暮らし、移動生活していた海の民「家船」をモチーフに各地を漂流・漂着するアートプロジェクト「EBUNE」 瀬戸内海の島・女木島での長い眠りから目覚め、東へと航海を開始。 航海の物語をウェブサイトで連載中!https://ebune.net/

マガジン

  • 大阪・西成漂着

    EBUNE大阪・西成漂着に関連した記事をまとめています。(EBUNEアカウント記事内で出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)

  • EBUNE-参加作家インタビュー

    作品「EBUNE」は多数の作家と地元住民、様々な協力者によって共同制作されています。この作品への参加作家が個人では普段どのような活動や制作をしているのか、各人へのインタビュー記事をまとめています。(出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)

  • 淡路島漂着

    EBUNE淡路島漂着に関連した記事をまとめています。(出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)

  • 瀬戸内国際芸術祭2019 女木島「家船」

    家船・女木島漂着に関連した記事をまとめています。(出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)

  • 佐賀・有田漂着

    EBUNE佐賀・有田漂着に関連した記事をまとめています。(出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)

最近の記事

【特典映像】EBUNE淡路島漂着・公開!

EBUNE淡路島漂着の録画映像を公開します! 淡路島に漂着するまでの物語はこちらで連載中です! https://ebune.net/ 30話・淡路島漂着 https://ebune.net/replayawaji3/ 作品解説記事はコチラです↓ そして、この記事を購入して下さった皆様、また、共に儀式を成功させて下さった皆様に、特典映像をプレゼントいたします。 EBUNEは淡路島を出航し、次の漂着地へ航海を進めております。 さらに興味深く変容したEBUNEの姿をお見せで

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    • EBUNE淡路島漂着-「ナゾのパラダイス」作品紹介

      執筆=KOURYOU 2021年10月、漂流船「EBUNE」は淡路島に漂着しました。 「マレビト」として各地に漂着を続けているEBUNEの航海は、ウェブサイト上で一つの物語を紡いでいます。 淡路島は異なる世界認識を持つ人々の、複層的な世界の中心として、近年様々な注目を集めている土地です。EBUNEがこの地に、もう一つの物語を漂着させる意味は何なのか、私たちは考えました。 そこはきっと誰かの居場所であり、また同時に他の誰かの居場所でもあるかもしれません。激動の只中にある世

      • EBUNE淡路島漂着ー資料に見る制作200日の記録

        構成=伊藤允彦、田口薫、KOURYOU 協力=伊藤佑介 船に住まい、東アジア一帯で移動生活をしていた漂海民は、瀬戸内海で「家船」と呼ばれていた。謎に満ちたマレビトである彼らの痕跡を頼りに、女木島に漂着していた漂流船「EBUNE」は、生命の方角「東」へ航海を開始し、ウェブサイト上で一つの物語を紡いでいる。回想録として2020年8月に福岡県箱崎、2021年5月に佐賀県有田に漂着を果たした。 そして2021年10月24日に、兵庫県淡路島への漂着を試みる儀式が行われた。EBUNE

        • EBUNE淡路島漂着ーもう一つの物語の漂着手順書

          皆さんは、かつて日本に「家船」と呼ばれる漂流民がいた事をご存じでしょうか? 家族で船に住み、東アジア一帯で移動生活をしていた彼ら漂流民は、明治以降、義務教育の徹底などにより消滅したと言われています。 瀬戸内海に浮かぶ島、女木島に漂着していた漂流船「EBUNE」は、2020年に長い眠りから目覚め、生命の方角「東」へ出航しました。 謎に満ちたマレビトとしての漂流民の痕跡を頼りに、「EBUNE」は回想録の中で、佐賀県有田町、福岡県の箱崎などに漂着を果たしました。 そして20

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        【特典映像】EBUNE淡路島漂着・公開!

        • EBUNE淡路島漂着-「ナゾのパラダイス」作品紹介

        • EBUNE淡路島漂着ー資料に見る制作200日の記録

        • EBUNE淡路島漂着ーもう一つの物語の漂着手順書

        マガジン

        • 大阪・西成漂着
          5本
        • EBUNE-参加作家インタビュー
          15本
        • 淡路島漂着
          5本
        • 瀬戸内国際芸術祭2019 女木島「家船」
          8本
        • 佐賀・有田漂着
          2本
        • 福岡・箱崎漂着
          1本

        記事

          “まれびと”との遭遇 西九州と家船 梅木誠太郎

           ぱんっ!! モルタルの床に叩きつけられた何かの破片が足元に飛んできた。ついさっきまで照明のセッティングをしていた赤いスカートの女性が、こっちを向いたかと思うと、手に持った丸い物体を投げつけてきたのだ。なんなのなんなのなんなの!? ”犯人”がこちらに歩み寄ってくる。えっえっえっ…。勝手に高まる緊張感。”犯人”は横を通り過ぎ、観客の一番奥で見守っていたこの空間のオーナーの前まで行く。「この後の食事についてなんですけど」。重苦しい空気に包まれた会場に、この上なく”日常”なテンショ

          “まれびと”との遭遇 西九州と家船 梅木誠太郎