マガジンのカバー画像

淡路島漂着

5
EBUNE淡路島漂着に関連した記事をまとめています。(出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)
運営しているクリエイター

記事一覧

【特典映像】EBUNE淡路島漂着・公開!

EBUNE淡路島漂着の録画映像を公開します! 淡路島に漂着するまでの物語はこちらで連載中です! https://ebune.net/ 30話・淡路島漂着 https://ebune.net/replayawaji3/ 作品解説記事はコチラです↓ そして、この記事を購入して下さった皆様、また、共に儀式を成功させて下さった皆様に、特典映像をプレゼントいたします。 EBUNEは淡路島を出航し、次の漂着地へ航海を進めております。 さらに興味深く変容したEBUNEの姿をお見せで

有料
300

EBUNE淡路島漂着-「ナゾのパラダイス」作品紹介

執筆=KOURYOU 2021年10月、漂流船「EBUNE」は淡路島に漂着しました。 「マレビト」として各地に漂着を続けているEBUNEの航海は、ウェブサイト上で一つの物語を紡いでいます。 淡路島は異なる世界認識を持つ人々の、複層的な世界の中心として、近年様々な注目を集めている土地です。EBUNEがこの地に、もう一つの物語を漂着させる意味は何なのか、私たちは考えました。 そこはきっと誰かの居場所であり、また同時に他の誰かの居場所でもあるかもしれません。激動の只中にある世

EBUNE淡路島漂着ー資料に見る制作200日の記録

構成=伊藤允彦、田口薫、KOURYOU 協力=伊藤佑介 船に住まい、東アジア一帯で移動生活をしていた漂海民は、瀬戸内海で「家船」と呼ばれていた。謎に満ちたマレビトである彼らの痕跡を頼りに、女木島に漂着していた漂流船「EBUNE」は、生命の方角「東」へ航海を開始し、ウェブサイト上で一つの物語を紡いでいる。回想録として2020年8月に福岡県箱崎、2021年5月に佐賀県有田に漂着を果たした。 そして2021年10月24日に、兵庫県淡路島への漂着を試みる儀式が行われた。EBUNE

EBUNE淡路島漂着ーもう一つの物語の漂着手順書

皆さんは、かつて日本に「家船」と呼ばれる漂流民がいた事をご存じでしょうか? 家族で船に住み、東アジア一帯で移動生活をしていた彼ら漂流民は、明治以降、義務教育の徹底などにより消滅したと言われています。 瀬戸内海に浮かぶ島、女木島に漂着していた漂流船「EBUNE」は、2020年に長い眠りから目覚め、生命の方角「東」へ出航しました。 謎に満ちたマレビトとしての漂流民の痕跡を頼りに、「EBUNE」は回想録の中で、佐賀県有田町、福岡県の箱崎などに漂着を果たしました。 そして20

有料
300

EBUNEが淡路島に漂着したら、こんなことになっていた。意味不明の儀式&カオスな空間

みなさん、こんにちは。淡路島在住のファシリテーター・青木マーキーです。ふだんは、家族会議から国際会議まで、あらゆる会議の進行を仕事にしています。実は僕、NPO法人淡路島アートセンターという団体の理事長もしています。アートで島を面白く、元気にしよう!という非営利団体ですね。僕が淡路島に引っ越して来たのが10年ほどまえ。そのとき、いち早く声をかけ、お友達になってくれた、やまぐちくにこさん(通称:淡路島を耕す女)に引き込まれて、瓦の音楽やら、五斗長ウォーキングミュージアムやら、洲本