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大阪・西成漂着

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EBUNE大阪・西成漂着に関連した記事をまとめています。(EBUNEアカウント記事内で出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)
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EBUNE 大阪・西成漂着 撮影訪問記録 ーーEARTH×EBUNEーー

8月27日から大阪の西成で、芸術家のKOURYOUが主宰するアート・プロジェクト『EBUNE』による『EBUNE 大阪・西成漂着』が開催されている。 『EBUNE』とは、EBUNEウェブサイトで語られる通り、交易と漁を行いながら海上生活を送った非定住漁民たちとその住居である船の総称『家船(えぶね)』から着想を得たものであり、複数人のリサーチ・ワークやコレクティブ・ワークを通じ、それらがウェブサイト上で物語として進展する展開も含んだ、アート・プロジェクトとして野心的な挑戦を試み

EBUNE 大阪・西成漂着 撮影訪問記録ーー3U×屋台村ーー

一般公開:2022年8月27日(土)~10月31日(日) 土日 open / 14:00~19:00 ※『EBUNE大阪・西成 漂着』全体に関してのレポートをまずお読みの上、以下ご覧下さい。 『EBUNE 大阪・西成漂着』を構成する三つのスペースのうち、『3Uアジール』は『EARTH』から南海電鉄の新今宮駅方面に歩いて10分弱の場所にある。もともとは日雇いの労働者や生活保護の受給者が主に利用していた宿泊施設「マンション三友」だったが、現在は内装だけ解体撤去されたレンタル

EBUNE 大阪・西成漂着 撮影訪問記録ーーEBUNEアーカイブ×BAKUROーー

一般公開:2022年8月27日(土)~10月31日(日) open / 14:00~17:30 『EBUNE 大阪・西成漂着』全体に関してのレポートをお読みの上、以下をご覧下さい。 『EBUNE大阪・西成漂着』で『EBUNE』のアーカイブ展が開かれている『DOYANEN HOTELS BAKRO』(以下『BAKURO』)は、『EARTH』から南海電鉄の新今宮駅方面に歩き(途中で『3Uアジール』の前を通り過ぎる)、駅前の閉鎖された『あいりん労働福祉センター』の角を左に曲がっ

別府チーム出張屋台 EBUNEプロジェクト 大阪西成

「作家がみた別府」チームが昨年末に「EBUNE」のKOURYOUさんと伊藤さんを(ゆ)にお招きした縁で、別府のアートコミュニティとして大阪・西成の展示に参加しています。くわしくはこちら、10月末まで。 (ゆ)としてトークイベントに参加させていただくのと、3Uアジールという場所につくられる屋台村に「別府のアートコミュニティ」としての屋台が出ます。トークはアーカイブを下部に貼っています。他の地域で活動している場の運営者と話せて、通じるところも多い気がしてエキサイティングでした。

EBUNEプロジェクト

パフォーマーの安藝悟さんに誘われて、西成で開催されている“EBUNEプロジェクトへ”。チラシをもらっても良くわからず、実際に行ってみても良くわからない、とってもカオスな(笑)プロジェクトを堪能してきました。 いや~、なんか言葉にするのは何とも難しいんですが、良い意味でノスタルジックというか、衝動と情熱の塊が思うがままに展開されたようなプロジェクトでした。 で、私のお目当ては安藝悟さんのパフォーマンス。 音読という、自作の文章を読み上げるパフォーマンスをされているのですが、