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パフォーマーの安藝悟さんに誘われて、西成で開催されている“EBUNEプロジェクトへ”。チラシをもらっても良くわからず、実際に行ってみても良くわからない、とってもカオスな(笑)プロジェクトを堪能してきました。

いや~、なんか言葉にするのは何とも難しいんですが、良い意味でノスタルジックというか、衝動と情熱の塊が思うがままに展開されたようなプロジェクトでした。

で、私のお目当ては安藝悟さんのパフォーマンス。
音読という、自作の文章を読み上げるパフォーマンスをされているのですが、これがなかなかに新鮮でした。小説でもなく随筆でもなく、声を擬人化したという独特の世界観を持った詩のような作品を読み上げるというパフォーマンス。一つのアイディアについてあらゆる言葉を駆使し、縦横無尽に拡張し展開していくのですが、ひとつひとつの言葉のチョイスが心地よく、とても映像的であり、ブレッソンのように何かの瞬間を切り取ったような画が次々と脳内を駆け巡っていきます。それが少しづつつながっていき、私には音楽を聴いているように感じられました。なかなか不思議な体験でした。

安藝悟さん


あと何回かパフォーマンスがあるようなので、お時間が許す方は是非。カオスなものが見てみたい方はEBUNEプロジェクトの方も合わせてどうぞ。

安藝悟さんHP
https://ondokunoaki.jp/

EBUNE プロジェクトHP
https://ebune.net/info-exhibit/


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