高松の古本屋から
藤井佳之(なタ書)×齋藤祐平(YOMS)インタビュー | 家船特集
瀬戸内国際芸術祭(以下瀬戸芸)2019で発表された「家船」の会場である女木島は、高松港からフェリーでわずか20分の場所に位置する。高松港から南へ数分歩くと、日本最長と呼ばれるアーケード高松中央商店街があり、様々な店や人で賑わっている。このアーケード商店街は8つの商店街の総称で、瓦町駅付近にある南新町商店街を一筋路地に入ると、藤井佳之が店主を務める完全予約制の古本屋「なタ書」(図1)があり、田町商店街から路地に入ると齋藤祐平が妻・末度加と共に経営する古本屋「YOMS」(図2)が