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ガオッと獅子座

12月21日

先日、購入した石井ゆかりさんの本を読んでいる。

星占いの本だ。

おかげで、2020年がとても待ち遠しい。

石井ゆかりさんの占いは、

当たる当たらないといった商店街の抽選会のような

一瞬の運だめしとはちがって、

各星座ごとに起きる出来事を、遠くの方から

眺めていてくれているという気がしている。

それから言葉がとても柔らかい。

気が向いたときにパラパラっとめくったり、

忘れたころにチラッとのぞいたりして楽しんでいる。

さて、今年も残すところあとわずかとなった。

すこし早いけど、自分なりに2019年をふりかえる。

そうしてるうちに、

「結構すごくないか?それ」

って変化が見つかった。

仕事のことだ。

今、やっているのは家事代行。

3年と半年くらいになる。

この家事代行を、今の私は「仕事」とは感じていない。

かといって遊びでやっているわけでも、なんとなくでやり始めたわけでも

ない。常に一定の緊張感はあるし、急きょ、「これ作れる?」と料理を頼まれる

ことも少なくないからだ。

だけど、ここ最近は、人に「ゆりちゃんってなんの仕事しているの?」

と聞かれて「家事代行だよ」と応えることに

いささか躊躇してしまいそうになる。

何故だろうと考えたとき、答えはでた。

もう、「仕事」ではなくなってきているのだ。

好きな作業ともいうべきか、趣味ともいうべきか。


最近まで、苦労してやっと掴めるのが仕事だと、ずっとずっと思ってきた。

血反吐を吐いてでも苦労してもぎ取る栄光。それが、仕事というものだと

ずっとずっと思ってきた。

そんな風に、辛いこと=仕事、だと思ってきた自分が、

仕事=仕事ではない。と、令和がはじまった今年になって思うこと自体、

今世紀最大の仰天ニュースといってもいいだろう。


これから何が起こるのか、いや、何を起こすのか、自分に期待したい。

私の星座は、獅子座だ。

脚はどっしりと構えていたい。

あとは、気持ちに柔軟に、柔らかくが理想だな。

たてがみをゆらゆら風になびかせている獅子もかっこいいけど、

ショッキングピンクのたてがみの獅子とか、

スパイラルパーマの獅子がいてもいいじゃないか。

なんて、話は飛躍して妄想も楽しんでいる。


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