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welcome to tokyo

12月8日

新宿にあるパスタ屋さんに行こうという話になり、
旦那と向かう。

目当てのパスタ屋は都庁近くにあるのだが、
そのせいか、「welcome  to tokyo」の文字が照明機材によってあちらこちらで点灯している。

2020年はすぐそこ。

オリンピックという一大行事を目前に、これまで見たことのなかった施設やステージセットが、この短い期間のうちに一気に生まれることだろう。

ぜひ、オリンピック開催後もそれらの施設などを有効活用し、
日本の活性に一役買うような使い方をしてもらいたいと思った。


さて、パスタ屋だが、店の前では列ができていた。
口のなかはパスタ気分になっていたので、残念。

気を取りなおして、地下の食堂街へもぐりこんだ。
久しぶりに歩く新宿の地下。

「ここ、前から入ってみたかったんだと、興味が湧いた店はなかっただろうか」
と、いままでの記憶を手繰り寄せながら歩く。

思い出したのは、一軒のラーメン屋さん。

地下から地上につながる階段の途中に、突如現れる店だ。
「ここなんだろう」と思いながら、店まで通ずる階段を上がったことがある。
そのときは、店の前にある発券機のボタンの多さに驚いた。

ラーメンの種類もさることながら、サイドメニューも充実している。
この豊富なメニューに1人でいた私は圧倒されてしまい、行くなら旦那とだな、
と決めていたのだ。

旦那は、私が食べたいというものに、滅多にNOは言わない。
意識のすべてがラーメンに傾いている私に、快く「いいんじゃない?」と
言ってくれる素晴らしい心の持ち主だ。

目的のラーメン屋に通ずる階段までたどり着いた。
まるで、もぐらが穴掘りの途中で寄り道したような場所だなと思いながら2人で
階段を上がる。

発券機の前。自分の気分に従って迷うことなく選ぶことができた。
選んだのは、梅しそラーメン。

これが、美味しかった!

この店は、塩ラーメン専門店。
あっさりとしているのに深みのあるスープ。なんだかこれだけで何倍でもいけそうだ。
細麺に、このスープがしっかりからんでいる。
さらに、自由にトッピングできる具材が各テーブルに設置されていて、
そのままラーメンを楽しんだ後は、トッピングによって自分流のラーメンに
作り上げることができるようになっている。

そのなかでも、「とろろ」が私のお気に入り。

横のテーブルで食べていた別のお客さんからも、「とろろイケる」と声がしていた。


面白い場所にある美味しいラーメン屋さん。
また行きたいと思うお店に出会うと、私は、なんだか運気が上がる気がしている。

ラーメンは海外の人も好きだと聞く。
ぜひ、海外の人にも知ってほしいラーメン屋さんだ。

welcome to tokyo!!
私も楽しみに待っています。。


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