見出し画像

君の股間に棒アイスを当てる

君の股間に棒アイスを当てる。
裸の君は目を閉じながらブルっと震え
私はそのアイスを食す。
少し塩味の効いた棒アイスは
まるで塩を振った西瓜のよう。
ウォーターメロンウィズソルト。
ワラメロソルト。
白い粉末の付いた真っ赤な甘い果実を
じっくり丹念に舐める。
ドロっと溶けたバニラアイスのようになった
君はゆっくりと声を上げながら絶頂する。
ラッキーヱビスを探しに行くんだ。
この眼で確かめるのだ。
鯛が二匹あることを。
その黄金水に棒アイスを突っ込み
ドロドロになったその液体を飲み
君に口移しする。
苦味と甘味の混ざったその液体は
まるで熟成されたワインのようで
君は混乱の中
偽りの嘘である真実を知る。
この世界には現実と夢の他に
もう一つの世界が
存在することを知るのだ。
私はもう一度
君の股間に棒アイスをゆっくりと当てる。
それをさらにグイッと押しつける。
君は自分のカラダの中に
棒アイスが入ったことを
冷たさとともに確かに感じるだろう。
しかしそれは冷たい肉棒だったのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?