暗い。理不尽。社風という目に見えないもの
私のクライアントでオタフクソースという会社が広島にあるのですが、たまに訪問すると会う人、会う人にご挨拶されるだけでなく、「暑かったですね」とか「担当に連絡つきましたか?」と玄関でも何人もの方ににこやかにご機嫌に声掛けを頂きます。こんな会社になりたいといつも感動します。素敵です。
人は環境の生き物なので、心が汚い人や口が悪い人といると同化しちゃうし逆もあるということです。たまたまうちのマンションはワンルームが多く単身者も多いのですが、若い方も挨拶をきちんとされる方が多いのです。
先日なんて普段ご挨拶するくらいの仲なのに引っ越しをするからとお菓子を手にご夫婦でご挨拶に来ていただき恐縮しちゃいました。地域性という名の環境だと思います。挨拶をしないや笑顔がないのは、若いからやシャイなのではなくて、やらないのが当たり前の環境だからです。
今は人に興味がない、人に冷たい、人に声をかけない、挨拶しない人がコロナ以降にが増えてしまったのも事実。仕事さえしてればいいじゃんという考え方や生き方は否定しませんが、一方で、そうでない人がバカをみない社会であってほしいです。
穏やかと優しいと仕事ができるは両立します。そして明るくて優しい人が遠慮しなければいけない社会や会社であってほしくないと思います。自分に得になるような自己主張をする人をみて周りが遠慮する社会ってなんか違う気がします。管理職になっても暗い人や挨拶をしない人がいたらそこはマネしなくていいと思います。本当はそれも仕事なのに・・と思います。明るくなければ成功しないのです。成功してください。そして明るい環境で働いてください。
暗い会社に入ると人まで暗くなります。ある会社は広いフロアに物音ひとつしないほどシーンとしています。息を殺すように働いている方が誰一人幸せそうでないのです。声を掛け合わない、挨拶がないってなんかつまらないからチャットだけでなく、隣のヒトと話したほうがいいですよね。