20代で自分を伸ばしてくれるヒトに出会ってください

自分の可能性を信じたいけれど誰もが将来が不安です。不安の材料はいくらでもあり日々のストレスもいくらでもあります。不安はお金と仕事と健康と人間関係の不安です。書き出してみてください。

◇仕事の不安
●この仕事が自分に向いているのか
●この会社が自分に合っているのか
●仕事を30年続けられるか
●自分の会社が続いているかどうかわからない
●自分が偉くなれるか
●周りの人と上手くやれるかどうか
●上手にサボれるかどうか
●自分自身のスキルがみにつくかどうか
●社会に役だっていられるかどうか
●給料が上がるかどうか
◇プライベートの不安
●幸せになれるかどうか
●イケているかどうか
●家を買えるかどうか
●心身が穏やかで健やかであるかどうか
●お金に不自由しないかどうか
●モテるかどうか
●人並みに暮らせるかどうか
●友達や恋人ができて孤独にならないかどうか
●自由でいられるかどうか
●家族などとうまくやっていけるかどうか
●食べる寝るに不自由しないかどうか
●SNSで自慢できるかどうか
●趣味が続けられるかどうか

円安や世界情勢不安、そして天災。自分で考えてもどうしょうもないことは考えないと決めてしまってください。だから目の前の不安をクリアにしていくのがいいです。30歳でいくらぐらい稼いでいたいのか、部下をどのくらい任されたいのかを具体的にイメージするのがよいとと思います。しかし一番大切なのは誰と働くかです。

自分以上のレベルのヒトに囲まれた環境でないと成長できません。優秀な30代がどんどん抜けているのは危ない証拠。例えば若いベンチャーオラオラ系管理職。気のいいだけの敵無し無能おじさん。社内政治に精出すゴマすり君。手は出さず口だけ出す口だけ番長。宴会とゴルフの幹事が得意な5時からオトコ。ベテラン過ぎる仕切りやのお局おばさん。業者イバリ外資バリキャリ風おばさん。こんなヒトの囲まれていたら振り回されて仕事どころじゃありません。

理不尽人事に振りまわされているうちに定年を迎えてしまうのです。武器をもってください。可愛がられることは媚びることではなく頑張ることです。もっと教えたいと周りが思うこと。それが武器です。営業も企画も専門職も自分よりできるヒトに囲まれてこそ成長できます。囲まれてくださいね。

一方で、「社風が合わない」「社長がバカ」「仕事が多い」「トップがパワハラ」「デジタル化が遅れている」「上司が無能」「ヒトが辞めていく」「残業が多い」「将来性がない」「リモートじゃない」「英語を使う仕事がしたい」「会社が駅から遠い」「ランチの店がない」と自分で決断して入った組織なのにアラを探しては、馴染む努力もせずに転職を繰り返しているヒトもいます。その転々手毬転職はあとからボディブローのように効いてきます。

仕事はどんな仕事も素晴らしいです、できれば自分の可能性を引き出してくれるヒトに20代で出会ってください。キラキラした仕事なんてないです。「俺ってコンサル」的なヒトは注意です。仕事はヒトに自慢するものでなくて自立のためのもの。働くことで誰かの役に立つことで幸せを得るものです。自立のために20代を踏ん張ってください。