異文化交流な八百屋

2014年7月14日
JICAのプログラムへの協力で、アフリカの皆様が日本の障害者運動の研修にいらっしゃいました。
12時に私たちのセンター「CIL東大和」に到着して、
市内の作業所で作ってもらったお弁当を一緒に食べたのですが、
2人、ちょっと離れたところに。
ラマダン中だとな。
大変ね…。お腹すいた状態で研修だなんて。
そして、その二人、おもむろに立ち上がる。
お祈りの時間だそうな。
メッカの方向、どっちだか分からないですけど?
と思ってたら、スタッフさんがスマホを取り出す。
え?そういう時代なの…?(笑)
研修は、CIL東大和の活動についてやCILが代表をしている市内のネットワークについてや、人工呼吸器ユーザーのサポート活動について、
市の課長に来てもらって、市とCILとの関係性についても話してもらったりしました。
みんな、質問し出すと止まらない!(笑)
そして、なぜか日本のCILの行く末を私たちよりも案じて、
「もっと障害を持った子どもへのアプローチを考えた方がいい」とか
「障害者の職業訓練を取り込んだ方がいい」とか、
「収益事業を加えるべきた」とか、
たくさんのプロポーザルをいただきました…。
どっちの研修なんだか…(笑)
そして、休憩中に隣の八百屋さんのフルーツが安い!Σ(°□°)って、
研修生の中で大興奮!
みんなぞろぞろ買いに行きはじめて、
八百屋のおとーちゃんとおかーちゃんがびっくりしてました(笑)
八百屋のおとーちゃんに「どうもお騒がせしてますー」
って挨拶したら、
「どしたの~?インターナショナルだねぇ!」って。
「アフリカから日本に研修に来てるんだけど、こちらのフルーツ気に入ったみたいで(笑)」
って言ったら、
「あ~そうなんだ~(笑)」ってうれしそうで、
研修生に「さんきゅー!ば~い!」って手を振ってました(笑)
いいよねーこういうの!
東大和のしがな小さな八百屋に、アフリカ人が溢れかえってる図(笑)
異文化な雰囲気満載なのは楽しい。
小さなところからインクルーシブ社会を作ろう。

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