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ビジネス出張記048 : ローマ (空港)

1. ローマ再び

 娘と一緒にトレビの泉にコインを投げた事が関係あるのだろうか、またローマ空港で乗り継ぎ待ちをした。今回も前回の出張同様にAlitaliaとAir Oneの、痛い目にあった組み合わせである。相変わらずいい加減なセキュリティーチェックを終え、Terminal Cに入ると、前回この空港内を走り回った記憶が蘇った。裏道を含めてうろうろしただけあり、鮮明な記憶が残っており、懐かしさを感じた。

2. チェックイン

 Air Oneのチェックインが必要であったが、チェックインゲートを見つけるより先にA34の搭乗ゲートに着いてしまった。出発まで2時間程あったので、搭乗口で待たずにチェックインゲートを探す事にした。誰かに場所を聞く必要があり、ちょうどAlitaliaの制服を着た人が通りかかったのだが、道を聞くのはやめた。制服でついつい信頼してしまうが、腰を据えていない通りがかりの人ほどいい加減な情報源は無い。少し歩くと他の空港会社のカウンターがあり、そこで働いている人に聞くこととした。話をするとA2ゲートの隣にあると教えてくれ、すみやかに見つかった。

3. Air One

 チェックインカウンターで男前のAir one従業員にチェックインしたい旨を伝えると、愛想の無い様子で作業を始めた。カウンターの従業員たちの顔を見るとやる気の無さが現れており、二流?空港会社の趣が感じられる。淡々と発券作業をしていたのだが、隣に女性従業員が立つと、私のチケットでその女性の手の甲をなでてちょっかいを出していた。“こらこら、人のチケットで何してるねん。”と思いながらも、さすがイタリア男と笑顔でその男前従業員に目配せすると、彼の対応が一転してよくなった。女性好き同士の共感でも沸いたのであろうか、笑顔で愛想よく仕事を負えた。なんとも愛すべき人達である…。

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