ワーママ働き方図鑑ー専業主婦
このシリーズも残り2回となりました。
いやまあ、ほんとに色んな実情がありますね。
今回は「専業主婦」。
私の母はずーっと働いていたので、身近に「専業主婦」がいなかったので
イメージがつにくかったのです。
けれど、ヒアリングのおかげで、イメージがかなりはっきりしました。
相変わらずですが、以下私の書籍からひっぱってます。
こちらもごらんください。なんだったらレビューもお願いします。(いきなり)
今回紹介する彼女は、WEBデザインができる女性。
所謂「手に職」を持つ彼女がなぜ専業主婦を選んだのか、そしてどうだったのかを聞きました。
専業主婦を選んだ理由
夫が転勤族
働くイメージがあまりわかなかった
夫が転勤族
確かに、2年ごとに転勤があると正社員就職は全国に拠点がある&会社の理解があるところじゃないと難しい。
そしてそういう会社は(勝手な偏見だけど)大手企業にある特権な気もする…。
まず全国に拠点があるってことはそこそこ大きなところというわけで…
では派遣社員やパートタイムという働き方は選ばなかったの?
そもそも働くイメージがあまりわかなかった
実は私も一瞬WEBもやるデザイナーだった時期がありますが、
WEBデザインってコーディング(WEBデザインを実装させるためのコードを書く)もしないといけない。
これが結構大変。
ちょっとしたプログラミングに近い&WEBの技術はすごいスピードで進んでいるので
ずっと勉強する必要がある。納期もある。
ので、個人的に「縛られずに自由に働けるWEBデザイナー」にはちょい違和感があります…。
コーダーが別にいる場合でも、コーダーが楽にコーディングできるデザインしないといかんし。
中途半端なデザイナーは中途半端な案件どまりになりそうな気も…
…すいません。ちょっと話がずれました。
彼女はデザイン・アートは好きだけれど、コーディングが向いていなかったパターンだったようです。
専業主婦のメリット
子どもとの時間がじゅうぶんとれる
ストレスが少ない
子どもとの時間がじゅうぶんとれる
子どもとの時間がとりにくいフルタイム正社員や契約社員。
時短勤務を選んだとて、絶対的な時間数は少なくなる。
「はじめてのたっち」など、子の「はじめて」を自分の目でみたい、というのはワーママの叶いにくい願い。
一方、私のように24時間365日子どもと一緒、というのが辛い人もいる。
専業主婦のママにも当然ながら色んな人がいて、初めて立ったとかの成長のポイントは絶対自分の目で見たい人もいるし、そうじゃない人もいるし、ずっと子どもといたい人もいるし、ずっとはしんどい人もいる。
だから、専業主婦を手放しでおススメするわけじゃないけど、悪くはなかったよ。
結局、自分で選んだ道にどこまで納得できるか、なのかも。
ストレスが少ない
フリーランスであっても起業家であっても、誰かとはつきあうことになる。
「付き合う人は選べる」「時間の融通がきく」とはいえ、完全に自由ではない。
でも、専業主婦は自由。しがらみがない。
それは正直…。うん。羨ましい…。
専業主婦のデメリット
お金に対する「ブロック」
なんだか自分に厳しくなる
お金に対する「ブロック」
わかる。私も産休育休中そうだった。
夫が稼いでくれたお金で、自分の好きなモノを買うなんて…と。それは正直今も思っている。
(ので、夫の金で自分の好きなブランドもの買って優雅なランチしているマダムが個人的にはよくわからない。あくまで個人的に。その夫婦にしかわからないことがあることは前提の上。)
私は今自分で稼いだお金があるので、そういうブロックはない。
このブロックに苦しんでいる専業主婦の方は、今も多いのかもしれない。
なんだか自分に厳しくなる
たまには子どもを預けてぼーっとして、自分をメンテナンスしてもいいのに、しちゃいけないって勝手に思い込んでる専業主婦は多いかもしれない。世間の目っていうのかな。家にいるんだから家事も育児もちゃんとやって当然!みたいな無言の圧は感じてた。
これは辛いかもしれない。
専業主婦だからといって、家のことを完璧にできるかって別の話で。
子どもを見ながら家事するって相当しんどい。タスクも多いし工数もかかる。
「働いてないんだから家のことはできるでしょ」
できねー--よ!!!!!昔と今は違うんだよ!
そういう専業主婦の方に対する、無色の偏見がジワジワあると思うと悲しいなあと思った。
専業主婦を選んで
当たり前だけど、専業主婦を選んだ人にも色んな価値観がある。
決して楽ではないけれど、子どもと向き合えるのはとても幸せなのかもしれない。
どの働き方も完璧なものはない。
正解はない。自分の納得解をさがすしかない。んだろうなあ。
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