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今週の2冊 ライフデザインってなんだ

今週の2冊その1はこちら。

仕事がつまらない。就活がうまくいかない。退職後の生活が想像できない……。行きづまりにぶつかる人々を、スタンフォード大学発「幸福な人生のためのデザイン思考」で導く人気講座がここに! いま解決したい悩みを捉えなおし、解決のアイデアを出して実践すれば、思いもかけない道が開ける。(Amazonより)

転勤族の妻であることもあり、「キャリア」というものに平均よりは高い関心がある私。
またアメリカのビジネス書とかこういう本が好きで、
まだ出会ってないキャリアの見方が知れるかもと思い読みました。

この本はたくさんの事例とたくさんのワークが紹介されています。
本来はワークをやったほうがいいんだろうけど、
これは産休前の有給消化日にじっくり取り組むとして、
特に印象に残ったことを記します。

プロトタイプをつくる

簡単に言うと、「自分で体験してみる」というところ。
体験により、思い込みを暴いたり、早めに失敗して糧にしたりすることができる。

例えばカフェを開くのが夢の場合、
・出前サービスを試してみる
・カフェで働いてみて仕事のいやな面もじっくり観察する
・満足しているオーナーと不満足なオーナーの話を聞く

などがある。

これをせずにいきなり「夢」へ突進した場合、自分の適性をまちがえてたりすることに気付くこともなく進んでしまうので、
場合によっては憂鬱になったり、早々と撤退したりする。
早々と撤退できれば素晴らしい方で、何年もその場で悶々と過ごすことになるのが一番つらい。

なのでプロトタイプをいう概念をもって「聞く」「やってみる」が大事だとこの本は言います。

その中で一番てっとり早いのが「ライフデザインインタビュー」
関心がある仕事をしている人に話をきくというもの。
新卒就活でいうところのOBOG訪問に近いかな。

確かに自分も、マタニティ・産後ヨガインストラクターの資格を取って
副業的に活動したいと思っているものの
ヨガインストラクターがどういう生活をして、どういうやりがいを感じてるかはあまり知らない。

友人にヨガインストラクターはたくさんいるのに
聞いたことがなかった。
どうしてその道にいったのか、やりがい&しんどいことは何かを教えてもらおう。

転職やキャリア変更を考える際に、
その道を選んだ先駆者に話を聞くのはとても大事ということだ。
夫も資格取得に本格的に動く前に、
一度話を聞いておいでとすすめてみても良さそうだ。

まずは試してみよう

「3つの芸事があると食うのに困らない」と聞いたことがあり
私はそれをなんとなく信じている。
実際一緒に仕事をした何だか鈍く輝いているシニアワーカーは
そういう人が多いのだ。

例えばデザイナーであり、教育者であり、商品開発者である。
例えばバイヤーであり、コンサルタントでもあり、仏像を彫っていたりする。

そういう関係があるようなないような3つのなにかを持つと
ああいうように、キラッキラに輝かしいわけではなくとも
長く重くじんわりと輝いていけるのだろうなと思っている。

なので、私もそうしたいと思い密かに3つの目標がある。

が、何一つ試したことがなかったし、インタビューもしたことがなかった。

2月にちょっとしたワークショップをする予定だが
その内容は目指している3つの中の1つになる。

やってみて自分はどう手ごたえを得たか
どう感じたか、フロー状態になったかを確かめてみたいな。

まとめ

キャリアというと、頭や机上だけで考えて結論を出してしまうことが多い。
実際に転職活動となると、無理やりにも結論付けなければならないこともある。

だけどその前段階でいろいろ試し聞くことで、
そもそもの目的地を間違えないようにすることは可能な気もする。

5月頃から転職活動をする予定だけど、それまでにこの本のワークをして
ライフデザインを深堀しながら動きたいと思います。

今読めてよかったな。

それでは!




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