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このクルマ、なーんだ? ミニカーから紐解くWRC⑩ド迫力。

いやいやいや、ついにメジャー路線に入りました。これは皆さん、ご存じかと。

車名にはヒントも何もいらない感じの大人気車で、ドライバーの名前を当てられる方もいるのでは?

はい、答えは、

ルノー・マキシ・サンク・ターボ

でした!

このゼッケン3は、あのジャン・ラニョッティが駆って'85年のツールドコルスで優勝を飾ったクルマです。

リザルトを見ると、四駆でミッドシップのチャンピオンカー、あのプジョー205T16に勝ってます。やはりツールドコルスは特別なイベントです。もう一つ、このラリーではランチアチームのベッテガ選手が亡くなる大事故が起こっており、ランチア不在のラリーでもありました。

いやしかし、フロントの8つのライトといい、

リアの巨大なウイングといい、

ド迫力です。

人気なのもわかります。売り物が出てもほとんどお値段「ASK」、たまに価格が表示されてる場合でも1千万オーバーと、一般庶民が買える価格じゃありませんね。

ただ、「ルノー」と「サンク」が組み合わさっている車名のクルマ、ややこしいけど沢山あるんですね。

ミッドシップのグループBマシンは、

サンク・ターボか、サンク・ターボ2。

シンプル。で他に、

サンク・アルピーヌあるいは
サンク・アルピーヌ・ターボとか、

サンク・GTターボとか、

それぞれの時代にそれぞれの「ターボ」があって、どれも捨てがたい。

こいつらは、もう少し普通の価格帯…だけどやはり、高い。うーむ、最新の車にこうしたシンプルなラインのカッコいいのがないから、皆、ちょっと前のこういうの、狙いにいくんだろうなあ。買える人、イイですね。羨ましい。

それでは、またー。

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