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散歩途中に何コレ? 道行く人々が空を見上げる理由とは。

昨日、4段階に「それでか!」ってなる話に遭遇したので、4段ロケット発射します。🚀

<1段目>
夕方ふらっと、多摩川の堤防に散歩に出かけたんですね。
すると空にキラッと光るものが。しかも目を凝らしても空の1点にじっとして動かない

こりゃあ、ひょっとして…でもまあ羽田空港も近いし、飛行機かな?

でもね、周りを見ると、天気が良かったこともあって、河川敷や堤防には結構、人が出てる。
しかも、そのうち何人かが空を見上げてるじゃないの!

やはり皆、あの光が気になってるのか?

これひょっとして、UFO集団目撃ってやつでは!?
興奮してきたー
(ちょうど福山さんの「地底人ラジオ」の、ムーの三上編集長が出てくる昔の会を聴きながら歩いてたのもあって、なおさら雰囲気高まる。)


<2段目>
いや、チョイ待ち。
皆が見上げてる方向が、光の方角とはチト違うな。
アレー? 皆さん、何見てるの?
空にスマホ向けて写真撮ってる人も結構いる。
何撮ってるの? UFOじゃないとしたら笑。

皆さんの目線の先を、こっちの方角かな?と見てみると、この光景。

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フムフム、綺麗な夕陽ですなぁ。

…でもコレしかない。

って、エーッ! それだけですか?

ワタクシ、地元が東京ではなく、関西の田舎の方なので、地元の夕陽の方がもっとキレイだわ、って正直思った。
そういうオチか。なーんだ、ってね。

<3段目>
でもね、もう少し歩くと、歩道橋の上に陣取って、三脚と望遠レンズで夕陽を撮ってる人もいるんですよ。
えー? そこまでのモノですか?
って思ったら、その歩道橋にこう書いてあるじゃあないですか。↓

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「富士見」!
ハッとして、もう一度夕陽を振り返ったら…

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おー、見える、見える!

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富士山やんかー!

いやね、「何言ってんだそりゃそうだよ」と思うかもしれませんが、関西の人間にとって、東京から富士山が見えるって感覚、ないんですから。

富士山に夕陽が乗っかるダイヤモンド富士ってのもあるそうで。

納得!
って感じで、こりゃ、良いもん見させてもらったわーって、何枚も写真撮って帰りました。
ここまでで、すでに納得してたんですよね。
面白かったー、って思った。

<4段目>
でもね、まだ続きがあった。

翌朝、NHKのニュース見てましたら、こう言うんですよ。

「昨日2/23は、富士山の日でした」って。

それでかー!

特別な日やったんやないですか!

散歩に出ただけでこんな、出来上がったようなストーリーに遭遇できるとは。

何の情報も無しにフラッと行ったのがポイントでしたね笑。

それでは、またー!

サポートいただけるなら、グンとやる気出します。