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保護犬引き取りガイド【第8回】多頭飼育の迎え方
保護犬のラミとまめ、ボーダーコリーのソナを家族に迎えたダンデライオン@保護犬広め隊です。
たくさんの愛をくれて素晴らしい伴侶となれる保護犬が、犬を飼うときの選択肢のひとつになることが当たりまえになることを祈って、保護犬のことや元保護犬との生活を中心に発信しています。
ラミを保護団体から引き取った過程をシリーズ化。
全15回でお届けします。
今回は第8回「多頭飼育の迎え方」
保護犬引き取りガイド
【プロローグ】はじめに
【第1回】No.1を見つけよう
【第2回】コンタクトをとってみよう
【第3回】保護犬の譲渡条件って厳しい?
【第4回】自宅訪問って何?
【第5回】譲渡決定!迎える準備をしよう
【第6回】譲渡費用について
【第7回】我が家へようこそ
【第8回】多頭犬飼育の迎えかた
【第9回】病院受診をしよう
【第10回】マイクロチップ挿入は義務
【第11回】フィラリアは予防が大切
【第12回】ワクチン接種をしよう
【第13回】ノミ・ダニ対策も必要
【第14回】元野犬を引き取るということ
【第15回】保護団体とのおつきあい
【エピローグ】おわりに
我が家に来たときのことを思い出してみました。
【第8回】多頭飼育の迎え方
ラミは、2代目保護ボーダーコリーのおはぎ・ソナ・まめを先住犬として迎えたすごい子なんです。
そう、いわゆる先住犬。
ラミの変化を思い出してみました。
①おはぎ(当時、おはぎ:2歳11ヶ月オス、ラミ:8ヶ月メス)
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ラミは初めて先住犬として、おはぎを迎えました。
25キロもある大きなおはぎにラミはタジタジ。
我が家のあちこちにおはぎはマーキング。
ラミは見守るしかない。
しばらくすると、お互いにお尻の臭いを嗅いでごあいさつ。
その日のうちに、いっしょに遊び始めました。
ラミが先住犬でしたが、おはぎが先輩犬になりました。
ラミとおはぎの関係はこちらをどうぞ。
おはぎは、悲しいことに3歳で急逝。
②ソナ(当時、ソナ:8ヶ月メス、ラミ:1歳10ヶ月)
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体格は、ラミより小さいソナ。
ソナとも、お尻の臭いを嗅ぎ合う、ごあいさつからスタート。
年齢的には大きな差がないためか、どちらがリードするわけではなく、あっという間に兄弟のようになりました。
ソナを迎えた経緯はこちらから。
おはぎとソナは、いきなりラミと会わせていました。
後から来た犬は新しい環境に来ただけでなく、新しい犬もいたことは、ストレスフルだったのではないか思いのか?
調べてみると、こんなことが書いてありました。
先住犬と二匹目の犬、最初から同じ空間に放つのは少々危険です。体格差があったりすると、喧嘩をしたり怪我をさせてしまったりするリスクを伴います。新しい環境に慣れるまでの間、最初のうちは二匹目の犬をケージに入れて、落ち着ける場所を提供してあげましょう。
ケンカにはなりませんでしたが、かわいそうなことをしてしまいました。
反省・・・
③まめ(当時、まめ:3ヶ月オス、ラミ:1歳4ヶ月、ソナ:1歳)
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反省を活かし、まめはケージに入れた状態でご対面。
まめは怖くてケージの中で固まっていましたが、ラミとソナがそれぞれごあいさつ。
こわがりのまめは、しばらくするとゆっくり出てきました。
3匹でお尻の臭いを嗅ぎあってごあいさつ。
そして、仲良しになりました。
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トライアル
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ラミとまめがいた保護団体「ちびたまのしっぽの愛護会」は山口県にある施設で、我が家は関東在住のため、トライアルなしでお迎えしました。
多頭飼いの場合は、犬同士の相性があるのでトライアルがあると安心だといわれています。
相性が合わなかったときはどうするのか聞かれ、別々の空間で飼い続けることをお伝えして、お迎えすることができました。
今では、3匹で楽しい(騒がしい?)生活で幸せな日々を送れています。
第8回はここまで。
第9回は「病院を受診しよう」です。
私にとって犬は家族であり宝物。
そんな犬を家族に迎えて「迎えてよかったこと」「迎えて大変なこと」を書いた記事。
犬を迎える参考になったら幸いです。
第7回までの保護犬引き取りガイドはマガジンでどうぞ。
これからも保護犬に関する情報を発信していく予定です。よかったらフォローやスキをお願いします!
1匹でも多くの保護犬の未来が、明るく輝きますように。
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