原体験を求めて得られた、心が揺さぶられるような学び
お待たせしました!次世代につなぐ未来のために、人と自然が共繁栄する「Regenerative(リジェネラティブ)」なあり方を考える、オンラインプログラム「Regenerative Futures Camp~世界をよくする会社をつくる人へのオンライン研修~」(以下、RFC)。
2022年1月にスタートし、今までに111名の方々にご参加いただき、参加者満足度はなんと100%という研修プログラムの第5期の募集が始まります!
参加者の方々は、なぜこの研修に参加し、そしてどんな時間を過ごし、何を得てくださったのか。いただいた感想をご紹介します!
第四期生 延原令奈さん
(大学生)
代表の濱川明日香さんに惹かれ
直観に導かれるまま行動してたどり着いたプログラム
2022年の12月、イベントで代表理事の濱川明日香さんとお話したことがEarth Companyとの初めての出会いでした。当時、私は大学の4回生を休学して起業から1年ほど経った頃でした。
そこから半年後の2023年6月頃、改めてこれからのキャリアに悩んだ時期があり、「どんな人でありたいのか」を考えるために、具体的に自分が惹かれている人をノートに書き出したんです。その時に明日香さんの名前を書いていて、改めてどんなことをしている方なのかを調べてみました。
イベントで会ったときに、ナチュラルで素敵な方だなあ…と明日香さんから湧き出ているオーラのようなものにうわあ🥹って惹かれて印象に残っていただけで、実際に何をどんな経緯でしているかなどは全然知らなかったんです😅。
そしてホームページのブログ『とますか日記』を一気に読み終えたときには、ともさんとあすかさんと会いたい!直接現地バリにも行ってインスパイアされたい!と、すごくワクワクした気持ちになり、このままアクションしなかったら後悔するなという気持ちから、気づけばその日の夜にあすかさんに長文のDMを送っていました。
突然の連絡だったにも関わらず、「RFCの1~3期受講生や色んな素敵な人が集まる日があるから、そこでおいでー!」と教えてくださり、海外渡航経験がほぼなく現地に一人で辿り着けないです…というところも色々手配してくださり…。
なんと私は、直感と衝動から1日で9月のバリ行きが決まったというわけです。
そして9月にバリに行き、1~3期生の方々からRFCの話を聞いて魅力しかないと思ったので、受講を決めました!
固定概念が壊されて自分をアップデートできるような、原体験を求めて
なんで私が『とますか日記』を読んでビビッときたのか?ですが、それは明日香さんが今の自分と同じ大学4回生の夏に、バックパッカーでサモア島にに行った時の体験が原体験になっているのを読んだからです。
私は1回生のデンマーク留学をきっかけに、「学校で自分を知る機会(時間)を増やしたい」という想いが生まれてから、団体や事業を立ち上げたりしながら試行錯誤活動してきていました。
いろいろな場で色んな方に自分の考える教育の課題やビジョンをプレゼンすることで色んなご縁やチャンスに恵まれて活動が展開できた反面、様々な選択肢を自ら無意識的に「今の活動に沿っていないから…」と、消していたのかもしれません。
本当は、国境を県境みたいに超えてグローバル🌏に生きている人に憧れるから自分も海外留学に行ってみたいし、地球と調和する在り方やライフスタイルに興味があるし、気づいたらそんな動画や本ばかりを見ている自分もいるのに、何も行動にうつすことができていませんでした。
そんな状態だったので、「自分はどうなりたいんだろう?」って悶々と悩んでいた中、明日香さんの原体験を読んで、自分が今必要なのは、新しい原体験を自分に作ることなんだ!!って思ったんです。
自分の固定概念がバーンって壊されてアップデートされるような体験を自分に作ろうって。
ちなみに、この講座のタイトルにもある、「Regenerative」という言葉は知りませんでした。
得られたのは、心が解放されるような学び
私はもともと、SDGsやエシカルに対して、「意識を高く持って、課題を自分ごととして捉えるための努力をしてやるべきもの」といったイメージを持っていました。
しかし、バリやRFCを通して、イメージは真逆になりました。
それは、「個々が本能的な安心感・心地良さを感じられるものを求めた結果行き着く(思い出し取り戻す)ところ」なんだなって感じました。
なぜなら、宿泊したバリ島ウブドのエシカルホテルMana Earthly Paradiseは、ホテルの機能で言ったら日本のビジネスホテルの方が湯船があったりいいのかもしれないけれど、利便性の高いホテルでは味わえない本当の意味で心が解放されるような感覚を味わったからです。
とんでもなく心地良い空気が、Mana Earthly Paradiseにはありました。
誰も無理をしていない。出会う人みんな、肩の力が抜けていてナチュラルで、愛に満ちていました。
植物のみで洗顔クレンジングを作ったり、植物でエコプリントをしたり、雨水を濾過したお水の屋外シャワーを浴びて、、。
そんな生活で、スマホのエンタメ(YoutubeやNetflix大好きです笑)や人工的に作られたリゾートなどにはない、心が本能的なところから喜びで溢れるような、そんな体験をしました。
自然のありがたみを感じて自然にいいことをすることが、こんなに幸せで満たされることなんだなって思いました。
つまり、「やらなきゃいけないのに、なんもできてへん自分あかんなあ💦」という義務感と自己嫌悪から、「心地よすぎたから日本でもできること見つけて少しでも多くやってみたい!」という、ワクワクと心地良さを追求するものだという認識に変わったんです。これは私にとって、とっても大きな変化をもたらしました。
RFCに興味のある方は、ぜひRFC受講前受講後どちらでも、現地のmana hotelにも行ってみることをお勧めします!!❤️
参加したら、自分が目指したい「心の状態」が見えてきた!
そしてバリ島から戻ってRFCに参加し、研修の中でBe Do Haveの考え方を学び、それぞれが言語化してRenererative宣言として最終日に発表しました。
私は受講中「どんな人(状態)でありたいか?」という問いと向き合ったときに、「澄み渡った川」というワードが降りてきました。
もともと川や滝を見ることが大好きだったんですが、Beを考える場面で「川」という言葉が浮かんだのには、自分でもびっくりしました(笑)。
もう少し詳しく表現すると「澄み渡った川のような心の状態を保っている人」ということです。
その逆は「淀んだ川のような心の状態」です。心が淀んだ川のような荒んでいる状態だと、自分に対しても他者に対してもものに対しても扱いが雑になったりやるべきことを後回しにしてしまったりして、それがどんどん積み重なってどんどん川が汚れていって…と、負のサイクルで何もうまくいかなくなるようなイメージです💦
そんなモードのときに、「自分がワクワクすることをやろう🎵」「地球に優しい選択をしよう」なんて気持ちにはなれないですよね。
だから、行動を起こせるようになるためにも、土台である自分の心を常に「澄み渡った川」のような状態に整えることを大事にします!と宣言させていただきました。
これから一生繋がっていきたい、家族のような仲間に出会えた!
RFCを通して得たもので一番嬉しかったのは、これから一生繋がっていきたいなと思う精神的な繋がりを感じる家族のような存在が沢山できたことです。
みんな初めて会った人同士(しかもオンライン)で、住んでいる国も地域も年齢も所属もバラバラ…なのに、普段は誰にも話さないような心の揺れ動きを言葉に出せてしまう不思議な空気感でした。
お互いにそれぞれの切り口でこれからも活動をしていと思うので、自分が参加できるものがあれば参加しにいきたいし、定期的に集まって色んな情報を共有しあいたいなって思っています!
例えば自分は農業はすごく遠く感じるけど、RFCで繋がったメンバーに農業をしている人がいたらそこに遊びにいくと農業ができる!というふうに、皆さんとの出会いによって、自分に身近な選択肢が増えたように感じています。
RFCでの学びを経て、私が今後やっていきたいことを紹介します。
・今回言語化した「澄み渡った川のような人でありたい」というBeを体現できるように、RFCの期間に初めたいくつかの習慣を継続する
・エシカルやRenenerativeの概念を持って活動している人達との繋がりを増やす
・一次産業をもっと自分の身体で体験して、普段無意識に消費しているモノに対して感謝できる人になりたい、色んな社会課題を頭じゃなくて心で感じたい(今はまだ頭だけ)
・Earth companyで知った価値観や、つながった素敵な活動を周りの人に喋り歩く
・コーチング活動で、心がヘルシーな状態を維持できるようなお手伝いをする
・RFCのワークショップで、エシカルなコスメや洋服のブランドを教えていただいたので、少しずつ今使っているものと置き換えて使ってエシカルブランドに詳しくなる
最後になりますが、このRFCは、
・テクノロジーの進化いいな〜ありがたいな〜って思う反面、モヤモヤを感じる人
・エシカルや自然と調和するという言葉になんとなく惹かれる人
・SDGsやエシカルに興味があって、より行動にうつせるようになりたいなという人
におすすめです!もし思い当たることがあったら、ぜひ思い切って参加してみてください!
延原さんが一生繋がっていきたい仲間に出会えた
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