CHANGE & 飛島
CHAGE & 飛鳥ではない。
CHANGE & 飛島、チェンジ アンド とびしま、である。
CHANGE とは
むかーし、キムタク主演でやっていたらしいドラマである。
私はドラマ自体は観ていないのだが、この連続ドラマが始まる前、確か予告 CM をやっていた。
それは白い背景に黒い大文字で
CHANGE
の単語が画面いっぱいに映し出されたものだった。
日本では 「チェンジ」 を 'change' と英語で書くこともなければ、すべて大文字で表記するなど当時はほとんど見かけなかった。
(多分今も見かけない)
見慣れた 「C から始まるすべて大文字の単語」 など、CHANEL か CHAGE のどっちかである。
CHANGE は CHANEL には似ていないから間違えようもない。
しかし CHAGE にはよく似ている。
だから私は CHANGE を CHAGE だと勘違いした。
ただしこの頃 (2008 年らしい) には、チャゲアスの人気も全盛期に比較したら下火になっていたように思う。
だから 「ドラマが始まる」 という CM を観て、
え、何で今更!? しかも飛鳥じゃなくてチャゲのドラマなの!?
と、一瞬混乱したという非常にローカルなエピソード。
もしかしたら未だに日本で CHANGE をすべて大文字で書くことが少ないのは、やはり CHAGE だと思われてしまう率が高いからなのではないか。
凄いな。これを 「CHAGE の牽制」 と呼ぶことにしよう (嘘)。
飛島とは
とびしま、と読む、人口 300 人未満の山形県に属する島である。
酒田から船でアクセスする。
何回見ても 「アスカって読んじゃうよなー」 と思っている。
ちなみに飛島での真夏の観光はなかなかシビアだった。自動販売機も見つからなかったため、汗だくでチャリを漕ぐのは大変危険であった。
日帰りでも行って帰ってこられるが、宿を取った方が万全かもしれない。
海水浴なども楽しめるようだ。
これ以降、「飛鳥」 っぽい字を見かけたら、とびしまの方ではないかと注意するようになった。
C & A のカレンダーの歴史とは
またまた話が飛ぶんだけれども、専門学校時代に 「リデザイン (Redesign: デザインし直し)」 という課題の授業があった。
既に存在するものをコンセプトはずらさずにデザインし直すのだ。
単純に 「既存のデザインのバリエーションを増やす」 というものではなく、その物自体を新しく設計し直すのである。
例えば 「雑誌」 をテーマにするのであれば、それは必ずしも媒体は紙、サイズは A4 前後でなくてもいい。
しかし 「情報を伝える」 という目的は残さなければならない。
デジタル サイネージや電子書籍も 「リデザイン」 と呼んでいいのだろう。
※ ここでいう 「リデザイン」 は、飽くまでも当該課題上での定義であって、一般的な意味に応用できるものではないことにご注意願いたい
この課題、私は 「カレンダー」 を選んだ。
一般的な、7 日 × 4 ~ 6 行で表されるカレンダーだ。
「コンセプトをずらしてはいけない」 から、まずはカレンダーがなぜあの形になったのかから調べる必要がある。
そこで 「カレンダー 歴史」 と Google 検索した。
しかし当時はまだ今ほどインターネットが浸透していなかった。
スマホもなかったわけだし。
ネットから情報を収集したい人よりも、ネットに情報を掲載できるスキルや環境がある人の方が圧倒的に少なかった。
だから暦 (こよみ) の歴史についてはたくさん出てくるけれど、カレンダーの歴史に関しては全然出てこない。
調べ方が悪かったのもあったかもしれないが、多分カレンダーの歴史については今も昔もそれほど知識として拡がっていないのではないだろうか。
現に私もあれから調べていない。
つまり、カレンダーの歴史など必要になって初めて調べるのだ。
例えば文房具会社などが新しくカレンダーを作成するのに、カレンダーの歴史を知る必要はない。見様見真似でフォーマットに則り作ればよいのだ。
したがって当時もネット上に上げられていたカレンダーの歴史情報にたどり着くことはかなり難しかったと思う。
その中、やっと 1 件だけ見付け出したのだ!
C & A カレンダーの歴史
と書かれたサイトを。
「C & A って何だろ?」
というのが少し気になったが、もう PC に引っ付いてずーっと探していた情報であるし、歴史のことはサッサと調べて課題に取りかからなければならない。
現代と違って光回線でもなく、確かやっとこさ ADSL 回線使うのが精一杯だった。「サクサク」 とは程遠い速度である。
藁にもすがる思いでそのページを開き、ダウンロードを待つ。
……。
……。
…………!!(⊙⊙ )
知ってた?
チャゲアスのこと、'C & A' とも略すの、知ってた?
私は知らなかった。
お察しのとおり、C & A が販売してきた歴代カレンダーのページだった。
しかも公式ではなく、ファンの方が作成されたようだ。
結局、カレンダーそのものの歴史は調べられなかった。
脱力した。
とりあえずリデザインの授業は、実物を作らずに A2 (ポスター) サイズのプレゼン ボードにイメージ図と概要を記載するだけで良かったので、2 つのリデザイン案のイラストを並べることにし、歴史についてはほとんど書かなかった。
なんせ私に書けるカレンダーの歴史はかいつまんで知った C & A のことしかないのだ。
変に書いて C & A のファンだと思われ、まさか教師や生徒の中に熱烈なファンがいて C & A のことをアツく語られたら困る。
同じ熱量で返せない。
そんな心配はしていなかったが、とりあえず課題は無事に終った。
本 note は、CHAGE & 飛鳥 および CHANGE & 飛島、また C & A のカレンダーの歴史についてお送りした。
特にチャゲアスのファンではない私にも、こんなにチャゲアスや 「チャゲアスっぽいもの」 が傍にあったので、きっと彼らは各位の暮しにも溶け込んでいるのだろうと思う。
お読みくださりありがとうございました (^^)
いただきましたサポート費は、面白い素材の購入費に充てさせていただければと思います。 ご支援誠にありがとうございます (^^)