広島で洋書を買った

JRのサイコロきっぷで「宮島口」が出たので、広島に行ってきた。

今年のサイコロきっぷはWESTERポイントさえあれば誰でもサイコロが振れるようだったので、結婚指輪を買った時にたくさんもらったポイントを使ったのだ。

広島には8年前と6年前にも行っているので、主要な観光地はもう巡っていて、今回の旅行では特に目的地を決めずに気ままに行ってみることにした。


別のnoteでも今後書くつもりだが、今年新婚旅行でフランスに行く。
観光地を調べる中で、パリの書店も巡る予定で、そこから旅先にある書店というものにも興味が湧いた。


日本にある書店といえば、紀伊國屋やTSUTAYAなんかの大型チェーン店か、はたまた昔からやっている個人書店かで、店頭売上減少や後継者問題もあり、後者は特に閉店が続き数は減っている。(大型チェーンもスクラップアンドビルドが激しいが)

しかしそれとは反対に、独立系書店というものも昨今増えてきているのだ。

個人書店も独立系書店ではあるのだが、個人書店では従来的な品揃えなのに対し、ここで話す独立系書店とは店長による選書やコンセプトを重視した書店という意味である。どんなに有名なシリーズの新刊が出ても店長が選書しなければ店頭に並ばない。


そんなこんなで広島にも独立系書店というものがないか調べたところ、READAN DEATさんを見つけた。ビルの一室で営業されており、本の売り場の他、展示スペースもある。1人で行っていたなら展示もゆっくり見たいところだが、暑がりの夫も一緒だったので本棚を見るので精一杯だった。

オンラインショップを覗いてみたところ
私がInstagramでフォローしてたフランスのデザイナーさんの著書が販売されていたので購入させてもらった。

Dogs
Jochen Gerner
ISBN:9782494983038

洋書は1冊の値段が和書3冊分くらいになってしまうため、普段だったら見送るのだが旅の思い出にと思い切って購入した。

Jochen Gernerさんのイラストはinstagramのおすすめに可愛い犬のイラストが流れてきたことがきっかけで知った。可愛いだけでなく、犬の柄だったり毛流れが直線やドットで構成されていてオシャレなのだ。

この本を紹介するにあたって「はて、このJochen Gernerさんはどういう発音をするのか」と疑問に思い、調べてみたところ

Googleで検索すると…


え、ヨッヘン・ガーナーなの?

しかしこのJochen Gernerさんは、日本でも翻訳・販売されている「世界一おもしろい数の本」(ポプラ社)の絵を担当されており、そこにはジョシャン・ジェルネールとある。

え、ジョシャン・ジェルネールなの?

あまりに違いすぎるが、海外では発音がいくつかあるのが普通なのだろうか。 

話が逸れてしまったが、この本は犬のイラストばかりなので気負うことなく読むことができるし、お気に入りの子を探すのも楽しい。

いい本と出会えてよかった。

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