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うちのキッチン
わたしが集めたものが加わることはほぼない場所。
彼女がこだわったはずの品々が
日々死んでいく様を見ながら
間際に救ってあげるのがわたしの仕事。
天塩にかけられて丁寧に大切に育てられたのにね
かわいそうにね
梯子を外すのは彼女の趣味なのよ。
羊は羊飼いにはなれない
やっぱりなぁ、って思ったのよ。
それでも、そこまでではないと思いたかった。
それも期待のうちだったのかな
dearリスパダール
まず名前がいいと思う。
なんかすきだな、リスペリドンもリスパダールも。
通りの良い鼻をしていそう。肖像画もあっていいかも。
でもえらそうにしなそう。
親しくなれそう。
えっへん、てしてるんだけどこわくなさそう。
いつだって本屋やCDショップにわたしのリスパダール氏がいる。
さいきんはYouTubeもありがたいな。
「誰も君を奪えやしないんだよ」とささやき、
「言葉はいつもあたしをいさましくする
きょうてい
平和は守る努力をしないと続かないよ、
って知ってるからこそ協定を組んでいるのに、知らないあいつが平気な顔してふみつぶしにやってくる。
なんなら楽しそうですらある。
そんなもん
なんだかなぁ、なんだよなぁ
決まったこと、覆すほどでもないけれどやらなければならぬこと、やりたいこと様々
なんだかなぁ…が重なる
なんだかなぁと思うだけに留めたいのに、溢れる次の何だかがのってきたりとかもあったりしてさぁ
なんだかなぁ、に抑えてくれない。
6/26ゴロだけは良いのに、なんだか報われないなんだかなぁの日
なにも
誰も知らないのだから
始めてみればいい
わたしも結末は知らないのだから大丈夫
さけ
飲めるの便利だし
飲めないと不便
うそつき
私が嘘つきだから
口から吐いた言葉に抵抗したい身体がちがうだろ、と悲鳴を上げる
それでもわたしはその声に耳を傾けないし、
気のせいだからとやり過ごす
誰もわたしを信じない。わたしですら信じていないのだから
どうしたものか
吐き出したいことが何も浮かばない
あるはずのひとつひとつにクリーム色のカーテンがあって
あるのはわかるのに向こうがわがわからない
そのやさしい色のカーテンは
いつだって平和と現実の隣り合わせ
いつだって崩れた時にしかわからない平和
また
とても無駄なアクションをしたこと、ストレスになったことを彼女は気づいているのだろうか
またあの時…と言われる日々が来るのが恐ろしい
今度はいつまで続くだろう
なんで
そんなにセンチメンタルになれるのか
私にはまったくわからない
ずっとおもうこと
私個人がすごく男の子に生まれたかったわけではないけれど、女でなければ母の劣等感や不満を全力で受けることなかったのかな
と思うと私は尚、自分が親になれる気がしない。
望まない生はなければいいのに
どのタイミングにせよ