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【誠実性を保つ】

大谷選手のホームラン競争
惜しかったですね。

二刀流で大活躍されている姿は
とても勇気づけられます。

オールスターも輝いてほしいです。

その大谷選手からハッとさせられることが
今回のテーマである
『誠実性を保つ』です。

誠実性を保つとは
自分が行っていること(行動)
感じていること(感情)
考えていること(思考)
がすべて一致した状態のことです。

つまり、嘘をつかないことです。

これは人生において
重要なテーマでもあります。


大谷選手が誠実性を保っていると思えることは
二刀流を実現させる信念はもちろん
9マスマンダラチャートで計画しつつ
自分の未来に読書等に投資して
己を磨く鍛錬を怠っていないことです。

哲学要素も含めるとイチロー選手と似ています。

まさに有言実行です。

もしどこかが不一致しているならば
結果は出せていないでしょう。

それだけ突き詰めて規律を守っています。


私自身過去に付き合っていた女性に
誠実性を保つことができていませんでした。

彼女の前では教養があるように見せて
カッコつけた綺麗ごとを話しますが
実際の生活では漫画を読んだりテレビを見る
といった真逆のことをしていました。

彼女にモテたい、いいところを見せたい等の
承認欲求丸出しでアピールしていました。

私より遥に知性が優れた彼女は
言葉には出しませんでしたが
嘘を見抜いていたと思われます。

知らないふりをして
上手く付き合ってくれていました。

振り返ると恥ずかしいを超えて
かなり情けないです。

一時的にごまかせてもすぐにバレます。
その些細なほころびが大きな失態につながります。


人は他者の前では特に
見栄を張りたい威厳を示したい等
比較・競争が尽きない生き物です。

素の自分を出すことで恥をかいてしまう
笑われてあしらわれる等周囲を気にしがちです。

周りはそれ程自分のことを気にしていません。
同じように自分のことでいっぱいです。

自分で自分を満たせてないと自己防衛に走り
責任転嫁をして周囲を攻撃し始めます。


イソップ寓話の『酸っぱいぶどう』
まさにいい例えで教えてくれています。

『酸っぱいぶどう』とは
キツネが美味しそうなぶどうを見つけますが
高い所にあるので、どうしても届かない状態です。
最終的に「あのぶどうは酸っぱくてまずいに違いない」
と言って取るのをあきらめてしまう物語です。

手に入らないものは自分を納得させる
理由をつけてあきらめさせます。

それによって心理的に
自分自身を守ることができます。

これは『認知的不協和』という概念に該当します。

認知的不協和とは考えや行動の矛盾によって
生じる不快感のことです。

上記の私の彼女に対する考えや行動が
まさに当てはまります。

彼女にいいところを見せたい(考え)
家では漫画ばかり読んでいる(行動)

葛藤と苦悩が入り混じる悶絶状態です。

そうするとすべてにおいて
疲れると感じるようになります。

噓をついているから疲れているだけなんですが
当の本人は気づきながらも逃げています。

カッコつけずに正直に生きる。

これが誠実性を保つ鍵であります。


政治や経済も誠実性を保てずに
のうのうと行われています。
恥ずべきことであると同時に
国民全員の問題でもあります。

自分には関係ないと
言ってしまえばそれまでです。

それこそ私たちが誠実性を保っていないです。

政治や経済に不平不満を言う前に
自分自身ができる取り組みは何か?
自問自答して責任感を持つ必要があります。

噓をつくことをやめる秘訣としては
知っている、分かっているふりを
やめてしまえば自然体でいられます。

無駄な虚栄心は早く捨てて
素直に弱さを認めることが
楽でもあり信頼を築けます。


長期的な視点で人生を歩んでいくのであれば
一貫性を持って誠実性を保つことをするだけです。

コミュニティが加速する風の時代では
嘘はすぐに広がって信頼を損ねます。

目先の利益を追いかけるより
目の前の対応を丁寧にしたほうが最善です。

軸がブレないように誠実性を保っていきます。

熱中症にはお気をつけください。

今日も読んでくださってありがとうございます。












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