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【話が長いと思ったら貧乏決定!】

今日は『話が長いと思ったら貧乏決定!』
についてお伝えしていきます。

学生時代に校長先生の話が

「つまらない話だなぁ、早く終わらないかなぁ」

「要点をまとめて、要領良くコンパクトにしてほしい」

「その話前にも聞いた、退屈すぎる」

etc
  
ずっと不満を抱いていました。

失礼な発言ですが
正直に感じていた事です。


現実社会でも

「結婚式における仲人のスピーチ」

「新年度の社長の挨拶」

「オリンピックで某IOC会長のメッセージ」

etc

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色々な場面で長い話を
見聞きしているでしょう。

もっと短く分かりやすく
伝えて欲しいと
誰しも願っています。

漫画で言うと
魁男塾塾長の江田島平八のように

「ワシが男塾塾長、江田島平八である!」

の一喝であらゆる事が解決して
くれたらと思っているかもしれません。


話し手の表現の仕方や
ストーリー構成が無味乾燥で
聞き手に全く伝わっていない事も
確かに事実ではあります。  

創意工夫して受け手が
前のめり姿勢で聞こうとする
内容を作る事は当然です。


とは言え聞き手が話し手に
一方的に責任転嫁して
悲劇のヒロイン面をする事は
ただの自己防衛です。


「俺は既に知っている、全部理解している」

「1度聞いた事を何度も言うのはおかしい」

「伝える時はコンパクトにする事が望ましい」

etc

自分は悪くない
可哀想な被害者だと
決めつけています。


あるいは心の中で

「俺はお前の話を聞いてやっているんだぞ」

「くだらない話は抜きにして結論だけ言えよ」

「あくびが出てその場で寝てしまいそうだよ」

etc

傲慢な気持ちが
1ミリでもあれば一瞬で
進化や向上は止まります。


私は上記のような
作話や言い訳ばかりをして
勉強から逃げていました。

本当に情けない
最低最悪の生徒です。


「教師の話が全然面白くない」

「教科書を見ていると眠くなる」

「学校の勉強は社会に出ても役に立たない」

ネガティブな側面もあるでしょう。


学校や先生に向けて
愚痴、不平不満、批判批評を
連呼したところで
何も進展しません。

進展するどころか
逆に低下していきます。


発信している本人は
一時的にストレス解消に
なっているかもしれませんが
自分に跳ね返ってきます。

後々金銭的、精神的に
貧乏になっていくとは
思いも寄りませんでした。


大人も同じです。

学習プログラムや
セミナーの内容にいちいち
難癖つけて文句を言う位なら
受講しないほうが良いです。

建設的な意見を述べる事とは
意味が異なります。


相手に価値は与えず
必要な情報を奪うだけ奪って
自分だけ利益を獲得しようとする
「クレクレ君」です。

いわゆる

「泥棒」

「テイカー」です。

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例えば

「給料泥棒」
会社や上司の悪口だけ言って
責任は取らず行動はしない
給料だけはきっちりと
もらおうとする人。


「時間泥棒」
自分の気持ちを分かってもらいたい
共感してもらいたいがために
相手のスケジュール等は配慮せず
ずけずけと踏み込んでいく人。


「情報テイカー」
無料の情報だけ取得して
有料の情報になると
クレームばかり言って
1円も支払わない人。


運営者側は開催するまでに
相当な犠牲を払っています。

自分自身や
家族との貴重な時間は
後回しにしています。

また運営費用等も含め
莫大なコストが
かかっています。


受講者は短期的欲求を
追求する事に囚われて
犠牲を払う事はしません。

自分だけ得したい一心で
リスクを取ろうとしません。

ただの「ワガママ」です。


買い手はお金を払っているから
好き勝手言うのは当たり前だろ。

売り手が商品やサービスの
クオリティをレベルアップして
最高の出来栄えにすれば
簡単に済む事だろう。

異議を唱える人もいるでしょう。


もし反論するのであれば
自分が理想とする考えを
フィードバックとして
価値提供したほうが良いです。

『師弟同行・師弟共学』参照。

伝える側も聞き手が
退屈して眠たくならないよう
相手の状況に応じて
提供していく責務があります。

心を揺さぶられる
感動的な話をしていくと
長くてもずっと聞きたく
なっていくものです。


ストーリー形式や与太話を
要所要所に取り入れて
一体感を演出する事で
場の雰囲気が変わります。

だからこそ
要点だけまとめて簡潔に伝えても
人は変わらず行動しません。


下記のような

「プレゼン」

「仕事におけるメールでの返信」

「緊急事態の状況下」

etc

においては短く簡潔を軸に
印象強さが残るように
心掛けていく事です。


話し手と聞き手が相乗効果で
認識し合えるアプローチとして

1.話し手はストーリー構成を考え
  4つの学習タイプを意識して伝える

2.聞き手は新たな気付きや発見を習得しつつ
  どこをフィードバック出来るか考慮する

  
です。


1.話し手はストーリー構成を考え
  4つの学習タイプを意識して伝える

   話し手側が意識する事は
   例え長くなったとしても
   ずっと聞いてもらえるように
   話の構成を工夫します。

   聞き手は全ての内容を
   端から端まで一字一句
   暗記している訳ではありません。

   「4つの学習タイプ」によって
   響くポイントも異なります。

  ※4つの学習タイプ
   1.なぜ(目的、理由、メリット)
   2.何(証拠、論拠、データ、エビデンス)
   3.どうやって(やり方、方法論、ステップバイステップ)
   4.今すぐ(すぐに行動する、現実アクション)

   重要箇所を抑えた上で
   リアクションを確認しながら
   進めていきます。

2.聞き手は新たな気付きや発見を習得しつつ
  どこをフィードバック出来るか考慮する

   聞き手側は決して長いと思わず
   主体的に自分が還元出来る
   ポイントを探していき
   フィードバックに貢献します。

   全部丸暗記しようとせずに
   知らなかった箇所や
   新たな気付き等を自分用に
   カスタマイズしていきます。

   但し「私は知っている」を除外して
   新しい角度で学び直すように努めます。


極論を言えば

話し手が長く話しても
短く話しても聞き手と
信頼関係を築いて
一体感があれば問題ないです。

聞き手も主体的に参加して
自分がどんな価値提供を
出来るかの視点に立てば
受け身にはならないです。


どんな状況でも話が長いと思わず
自分が果たせる事は何かと
目的思考で捉えていくと
様々な事が習得出来ます。

お互いに傾聴していきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
今まであなたが
「話が長い」と思った経験で

良かったエピソード
もしくは
悪かったエピソードを
教えてください。

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