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【黒歴史を活かす】

最近『黒歴史』という言葉が
巷に出回るようになりました。

最初は言葉をそのまま
黒い歴史と解釈していました(笑)。

実際はアニメ作品である
『∀ガンダム』(ターンエーガンダム)に
出てくる用語のことで

太古に封印された
宇宙戦争の歴史のことです。

そこから派生して
「なかった事にしたいこと」
または
「なかった事にされていること」
という意味で俗語で使われています。


なるほど、隠しておきたい黒い事実
ダークサイドのことだと感じ
自分の黒歴史を探してみました。

若気の至りでやんちゃすることは
色々あるかと思います。

私の場合借金を抱えるや
傷害事件で逮捕される(笑)等の
大きな問題はありませんでした。

自分にとっての黒歴史は
行き当たりばったりで
鍼灸整骨院を独立開業
したことでしょうか。

本来であれば綿密に戦略・戦術を
練って事業計画書を作成します。

その時のノリと勢いでエイッ!
という感覚で始めたことです。

良識ある起業家ならまず
考えられない状況です。

自己資本金は貯蓄していたのと
治療技術に変な自信を持っていたので
自分の力を試してみようと
軽い気持ちで行動していたのです。

後先考えずに獅子奮迅のごとく
突っ走る身軽さは良い意味で
行動力があるでしょう。

まず実践してみて
後から修正すればいい
という楽観的思考だったので
不安や恐怖がなかったです。

現場責任者と同時に経営者でもあるので
雇用するスタッフの家族や将来を
考えることが大切な要素でもありました。

それを考慮せずにワンマンで
独走する厚顔無恥な経営者でした。

集客やスタッフ育成をしておらず
組織としてはあり得ない状態です。

徐々に患者さんも減っていき
わずか3年少々で閉院しました。

あまりにもお粗末で恥ずかしく
公開したくない内容です。
あまりに杜撰ですから。

これから起業する方には
反面教師になるかと。

しかし、この痛い経験があったからこそ
再び這い上がることができました。

他の起業家や経営者からすれば
まだまだ甘いと思われるでしょう。

もっと悲惨などん底を味わいながらも
逆境を跳ねのけて立ち上がっています。


それ以来私の座右の銘は
『死ぬ事以外かすり傷』です。

死んでしまったら即終了です。

生きていれば何とかなるのです。

もちろん不運な状況に遭遇して
辛い、悲しい、もうダメだと
泣きたくなることもあるでしょう。

発言しても良いと思います。

但し自分に向かってだけ
発信すればいいです。

社会や周囲の環境に責任転嫁して
当事者意識から逃れることは
簡単にできます。

あの人が悪い
あの会社のせいだ
国の政策が愚鈍だ

口先で批判、批評、誹謗中傷を
言うのは誰でもできます。

陰口・悪口を言えば言うほど
ブーメランで自分に返ってきます。

これは誠の事実です。

感謝、尊敬の言葉を発信すれば
良いことが起きるようになります。

自分を責めるのではなく
自分に責任を持つのです。

できていないところを罰しないで
可愛い赤ちゃんと思えば
腹立つこともないでしょう。

脱線しましたが
黒歴史には自分が見たくない
もう1つの真実が隠されています。

嫌な一面こそ抑えつけている
本当の思いや感情です。


例えばお金を稼ぐことは悪いという
信念を持っていたとします。

この信念の内側には本当は
お金をたくさん稼いで
独占したい欲があります。

陰陽の関係と同じです。

悪いことではなく解放して発信すると
嫌われてしまうのではないかという
恐怖が隠れているのです。

いわゆる『シャドー』
誰にでもあります。

見方を変えれば黒歴史は
お宝が眠っているのです。

芸能人でも黒歴史をネタにして
逆手に取っている方もおられます。

貴重な財産になるので
黒歴史は大切にしましょう。

自分ではダメだと思っていても
他者からすれば凄いことになります。

不運と思わず黒歴史ちゃんを
大歓迎してお宝を見出すことを
楽しんでいきましょう。

豪雨で大変な状況であります。
お気をつけてください。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。






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