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【良質な休養を取る】

今日は『良質な休養を取る』
についてお伝えしていきます。

私自身の性格や過去の経験から
休養する事は遅れをとる
のような認識がありました。

学校教育や会社等でも
「休む=悪い事」と
叩き込まれている
可能性があります。

特に日本は民族的にも
誠実、勤勉に取り組む事に
美徳を感じています。

時間・約束を律儀に守り
任務を着実に遂行する姿勢は
素晴らしい事だと思います。


自分自身も独立開業して
あくせくしていた事が
あるのでよく分かります。

手を抜いてはいけない。

踏ん張って
乗り越えなければ
ならない。


確かに寸暇を惜しんで
走り続ける事は
必要だと感じてはいます。

土台作りをする等
ある程度のレベルまで
必死でやり抜く事も
もちろん大切です。

しかし、行き過ぎると
劣悪な環境に変わり果て
ストレス等が蓄積していきます。

その結果、健康を損ねて
病気になったりする事も
大いにあり得ます。


何とか身体を保とうと
栄養ドリンクを飲んだり
スタミナがつく食事をしたり
トレーニングで筋力を鍛えたり

etc

健康を維持する上では
欠かせない内容です。


それでも限界を超えると
倒れてしまう事もあります。

ではどうすれば
健康でいながらパワフルに
活動できるのでしょうか? 

それこそ「良質な休養を取る」
大切なのです。


休養を上手く活用していく上で
まず知っておく概念があります。

それは「時間生物学」です。

時間生物学とは
生物に内在する
生物時計(体内時計)を
研究する学問の事です。


生体リズムには3種類あります。

1:ウルトラディアンリズム
  (超短周期リズム・縮日リズム)
  24時間未満
  レム睡眠と
  ノンレム睡眠の周期(90分)

2:サーカディアンリズム
  (概日リズム)
  約24時間
  ホルモン分泌のリズム
  (メラトニン等)

3:インフラディアンリズム
  (長日リズム)
  24時間以上
  ヒトの性周期


休養する上では特に
「ウルトラディアンリズム」
大切な概念になります。

ウルトラディアンリズムを
有効活用する事で
良質な休養が取れます。


管理職時代、業務に追われ
過労が重なっていた
時期がありました。

忙殺されて死ぬかもしれないと
感じた事もあり何か打開策を
色々と考えていました。

限られた時間の中で
効率良くする方法を
必死に探しました。

生産性を上げるように
時間短縮や業務委任等も
試みました。

少しは負担が減りましたが
まだ身体の疲れが取れません。


一体どうすれば良いのか?
唯一簡単に出来るとすれば
それは「仮眠」を取る事です。

寝る事が嫌い且つ苦手な私には
受け入れたくない事実でした。

身体が悲鳴をあげている以上
仮眠しか選択肢はありません。


15分~20分位なら
良いだろうと思い
デジタルタイマーを設定して
仮眠する事にしました。

仮眠のおかげで疲れは取れ
生産性も向上しました。

20分はあっという間の時間ですが
この周期が丁度良かったのです。


もし20分以上寝てしまったら
夜は眠れないどころか
仕事にも差し支えます。

なぜなら仮眠し過ぎると
サーカディアンリズムにより
メラトニンの分泌に
悪影響を及ぼすからです。

『メラトニンを出そう』を参照。


休養する事で仕事もはかどり
集中力も高まりました。

当たり前の事ですが
休むと遅れてしまう
固定観念が強すぎると
中々切り替えが出来ません。

短時間睡眠で超人的に
卒なくこなす方も稀に
おられるでしょう。

そのような人でも
バランス良く休養を取り
メリハリをつけています。

ダラダラしたり
眠い目をこすりながら
行動しても成果は出せません。

重要な事にフォーカスして
「フロー状態」でやり切るだけです。


良質な休養を取るポイントは

1:20分の仮眠を取る

2:緊急でない重要な事に集中する

3:フォーカスしている時は
  スマホ等は視界から外す



しっかり休養を取り
集中力を高めて
行動していきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。

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