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【木を見て森も見る】

今日は『木を見て森も見る』
についてお伝えしていきます。

本来は「木を見て森を見ず」
とい格言がありますが
あえて崩しました。

細かいところばかりに囚われて
全体や本質を掴まないことですが
その逆も然りです。

木ばかり見ていては
抽象的に思考することができず

森ばかり見ていては
具体的に表現できないです。

両方の視点で観察することで
今何を具体的に実行すれば良いのか
全体像をまとめるとどうなるのかを
一石二鳥で獲得できるのです。


カッコいい言葉で表すと
具体化することは「ズームイン」「ミクロ」
抽象化することは「ズームアウト」「マクロ」
になります。

虫眼鏡で観察している気分ですね(笑)。

数学で言う
「演繹」は具体化(分解)
「帰納」は抽象化(統合)です。

自分が掲げている目標があるならば
ズームイン、ズームアウトして
分析していくとよりゴールに
近づきやすくなります。


東洋医学、武術を習得していたので
ズームアウトは得意ですが

現代医学や学校教育は
ズームインしすぎて
毛嫌いしていました。

例えば医学や教育に関して
データや事例に基づいて行動しない限り
確証が得られないから信用できません。

この考え方に苛立ちを覚える程
抵抗感がありました。

トレーニングもジムに行って
全てデータ計測して効率よく行う

学びも教科書に記載されていることを
手順通りに教えて従順にする

医療も全て検査して理由付けしないと
治療できない現代医学の細かさ


予測可能で確実性のあることを選び
着実に実行して安心・安全・安定を
取り入れる。

医療技術、情報技術等が
備わっていなかった時代は
どうしていたのでしょうか?

X線、CT、MRI、ジム、マシーン
コンピュータ、スマホ等がない時
どう対処していたのでしょうか?

昔は昔、今は今でしょ。
何言ってるのですか!
と罵声が聞こえてきそうですが(笑)。


大きな概要を掴んで最初は
一通り実践でやってみる。

細かい裏付け理論はその後から
付け足していけば良い。

剣道で言えば基本作法や動作を
手本で見せながら教えてまずは
五感で体験してみることです。

剣道の理念はもちろん大切ですが
あまりに概念を強調しすぎると
行動する気力がなくなります。


医療も同じで全体像を把握してから
繋がりを考えるようにして治療する。

それには普段からの食生活を
どうしているのか全て聞き出して
本質的なところを捉える必要があります。

食生活が乱れているのに
そこを改善しようとせず

とりあえず検査し
病気であると判断して
薬物で治療開始することが
いかに恐ろしいことか。

順序が逆になっているのです。
これでは本末転倒です。

頭でごちゃごちゃ考えすぎて
屁理屈だけは一所懸命に唱える。

客観的に見ると恥ずかしいですね。


「4つの学習タイプ」
「なぜ」
「何」
「どうやって」
「今すぐ」


この順で学びを得るのが
近道ではあります。

人によってタイプが異なるので
上手く適応した上で大きな概要から
入っていけば良いと思います。


ズームインを批判しているのではなく
ズームアウトした上でズームインすれば
もっと深く知っていけるということです。

全体と部分は表裏一体です。
陰陽、善悪、光闇、具体・抽象等
対になって体を成します。

どちらかに偏りすぎることなく
空から見渡すように大きく小さく
縦横無尽に動かすことです。

まさに木も森も両方見るのです。


何事も自分が最も興味関心があることに
好奇心を持って着目するかです。

ズームイン・ズームアウトして
色々開拓していきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


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