100年越しの祖父との甘い交流
小生の祖父は、戦後暫くして亡くなっているので昭和33年生まれの私との思い出はない。鳥取から京都、そして現在の神戸に移り住み「桜正宗」という酒蔵で働いていたそうだ。父の話では祖父はかなりの力持ちで両肩に米俵を担げるほどであり、大八車でその米俵を運ぶのが仕事であったらしい。いまで言う企業の物流部門。そんな事情で「桜正宗」というブランドには自然に親近感を持っていた。
さて、小生はデザイン事務所として独立後の30歳以降に芦屋へ移り住み、40代で結婚をし新居を構えたころから何かと地元