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安心安全な食を社員に届けたい。「子育てしやすい社会を創る」株式会社はたママ市川代表が挑む農業への思い

こんにちは、コミュニケーションデザイン部の五十嵐です。
イー・エージェンシーのグループ会社であるシンプルメーカーが創業15周年を機に社名を「株式会社はたママ」に変更をしました。

社名変更とともに新たに農業へと挑戦する市川社長に、はたママの事業の変遷と今回の農業へのチャレンジについて、イー・エージェンシー代表の甲斐が対談を行いましたので、ご紹介します。

▼動画はこちら(14分40秒)
※テキストでご覧になりたい方は動画より下の部分をご覧ください。

ミッションは「子育てしやすい社会を創る」

甲斐:本日はよろしくお願いします。まず最初に、市川社長の自己紹介をお願いできますか。

市川:株式会社はたママの代表をしております市川です。弊社は15年前にシンプルメーカーという社名でシステム開発会社として創業しました。その後、テレワークの働き方に全面的に切り替えたところ、子育て中の女性エンジニアから多数応募がありました。そこで子育て中の方のキャリア支援に特化した会社へとピボットしました。

そして今年4月、創業15周年を機に社名を「はたママ」に変更しました。弊社のミッションである「子育てしやすい社会を創る」という想いを込めての変更です。

現在は「はたママエンジニアリング」という名称で、SES事業を展開しています。テレワークと時短勤務を活用しながら、エンジニアとしてのキャリアを積んでいただける環境を、クライアントの皆さまと共に整えています。

社員の8割以上が子育て中の女性です。クライアントの皆さまには大変ご理解とご支援をいただいており、子育てしながらキャリアアップを目指す女性エンジニアの活躍を応援しています。

株式会社はたママの市川社長(左)イー・エージェンシーの甲斐(右)

「子育てしやすい社会を創る」ために始める農業

甲斐:この度新たに農業をスタートされるそうですが、そのきっかけを教えてください。

市川:きっかけは大きく2つあります。1つは、私自身も子育てをする中で、昨今の食の安全性や世界情勢の不安定さを感じ、子供にもっと安心安全な食べ物を与えたいと考えるようになりました。自分で農業に携わることで、一次産業の重要性を実感しつつ、家族の食を守れるのではないかと思ったのです。

もう1つは、弊社のビジョンである「子育てしやすい社会をつくる」を農業の側面からも実現したいと考えたからです。社員とそのご家族に、安心で美味しい野菜や果物を届けることで、少しでも子育ての負担を軽減し、豊かな食生活を送ってもらいたいと考えています。

キャリア支援の側面だけでなく、食や農業という原点に立ち返ることで、私たちのビジョンをより多角的に実現できるのではないかと考えたのです。

甲斐:なるほど。実は以前、市川さんが月島で子ども食堂を開催したり、地域の方と一緒に枝豆を育てて食べるイベントを企画したりしていたことを知っていました。そうした活動を見て、食や農業に強い関心を持たれていると感じていたんです。だからそのときに市川さんに農業の学校を紹介したんですよね。

市川:そうなんです。あの体験が農業参入の大きなきっかけになりました。子ども食堂で食の大切さを実感したこと、みんなで枝豆を育てて収穫する喜びを味わったこと。こうした経験が、今回の決断の土台になっています。甲斐さんに農業の学校を紹介いただいたおかげで、その想いを行動に移すことができました。本当に感謝しています。

安心安全な食を社員に届けたい

甲斐:そしていよいよ実際に農業へチャレンジすることになります。

市川:はい。このたび、神奈川県松田町の行政の方々にも大変お世話になり、無事に農地を借りることができました。

甲斐:借りた農地の状況はどうでしたか?

市川:正直かなり大変な状況でした(笑)。5年ほど耕作放棄されていた急斜面の山で、農業のプロからは「ここではやめた方がいい」とまで言われました。でも、その農地からは富士山がとてもきれいに見えるんです。小田原の海も見渡せる、絶景のロケーションなんです。大変な状況ではありますが、そこで作業をしているととても気持ちが良いので、与えられたチャンスを生かすべく、これから頑張っていこうと決意を新たにしています。

甲斐:農地を整備して、いずれは社員の皆さんに農作物を届けるのが目標なんですよね。

市川:はい。果樹や野菜を中心に、社員とそのご家族に安心して食べてもらえる野菜や果物を提供したいです。将来的には農地に来てもらって自然に触れるリフレッシュの場にもなればと考えています。

社員の皆さんとお客様へのメッセージ

甲斐:農業を通じて、子育てしやすい社会の実現に近づけそうですね。最後に、社員の皆さんとお客様へのメッセージをお願いします。

市川:引き続き、子育てをしている皆さんがより安心して働ける環境作りを進めていくことが私の使命だと考えています。農業もその一環として取り組んでいきますので、ぜひ農地にも遊びに来ていただいて、お子さんと一緒に自然に触れるリフレッシュの機会にしていただければと思います。

そして、弊社の取り組みに共感していただけるお客様には、パートナーとして一緒に子育てをしている方のキャリアを支援する取り組みを進めていただけたら嬉しいです。

弊社では子育て中の女性エンジニアが安心して働ける環境を整備し、彼女たちの活躍を応援しています。取り組みを通じて、多様な人材が活躍できる社会の実現を目指していきますので、ご協力をいただけますと幸いです。

甲斐:ありがとうございました。株式会社はたママの益々のご活躍を期待しています!

▼本対談の動画はこちら(14分40秒)

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