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「オフラインこそ最強の顧客体験」だと実感した日

さくら酒店という日本酒を扱う会社でマーケティングをしている齊藤です。

入社して、1ヶ月後の23年9月16日に会社の10周年イベントがありました。
我ながらすごいタイミングで入社したものだなと思います。

大きなホテルの会場に200名以上のお客様と30の酒蔵様が参加する、まさしく盛大なイベント運営に参加させてもらって、
「オフラインイベントこそ、最強の顧客体験」だなあ、としみじみ思いました。

この記事は、マーケティングの学びを胸に刻むべく書かせていただきます。
いいなと思ったからは、ぜひ「すき」をお願いいたします!

そもそもイベントは苦手であった

正直、イベントというのは、けっこう苦手意識がありました。
なぜなら、BtoBマーケの畑ばかりを耕していた自分にとって、これまでイベントというのは展示会イベントが多かったからです。

展示会というのは、バカ高い広告宣伝費をかけて、いかにノルマを達成し、顧客創出をするかという戦場です。
企業にとっても、マーケターにとっても一世一代の大勝負的な意味合いを持つこともあります。
当然、オペレーションも交渉ごとも大変です。

そんなわけでオフラインマーケターのことをリスペクトしてやみません。

そんな考えが変わった、10周年イベント

しかし、先日の10周年イベントを終えて、
感想は、本当にお客様と直接、お話できる機会はマーケターにとってこの上ない財産であるということ。

(ご参加してくださった方、酒蔵のみなさま本当にありがとうございました。)

ここでは割愛しますが、会社にとってはそれ以上の大きな意味合いを持つイベントでした。

とはいえ、マーケターからすると、お客様と直接会ってお話させていただくことは、何にも変えがたい最高の時間だということに改めて気がつくことができました。

これまでの展示会では、結果を出すことに必死すぎて、そんな当たり前のことにすら気づかなかった自分が恥ずかしくてならないのですが、
純粋にイベント楽しいな、もっとやりたいなと思いました。

セオドア・レビットのマーケティング近視眼

少し脱線しますが、
私の好きなマーケティングの教えで、セオドア・レビットのマーケティング近視眼があります。

ざっくりいうと、
企業のマーケティングは視野を広く持たないと、時代の変化についていけなくなって、そのまま衰退してしまうというもの。

そんな彼の論文の中で、こういった言葉があります。

セールスとマーケティングの違いは何か?
セールスは売り手側の視点で考えることである。
マーケティングは顧客の視点で考えることである。

文面はいろいろと違うと思いますが、
こんなニュアンスの言葉でした。

まさしくレビット様の教えは自分が考える、
マーケティングのあり方の一つです。

オフラインイベントはマーケターにとって超重要なコンテンツ

話を戻して、
マーケターがイベントをやる意味は、顧客の視点に立つという意味合いにおいて、とても大きいなと思います。

お客様の言葉を汲み取り、
お客様像の輪郭を浮き彫りにし、
お客様の喜ぶ瞬間に立ち会う。

デジタルなイベントが乱立する昨今において、
オフラインはともすれば、
お金も時間もかかるし、面倒な作業にもなります。

デジタルマーケターからすれば、
費用対効果の計算も大変で、
ROIがどうのこうのとつめられると、
口ごもる瞬間も多々あると思います。

でも、目の前のお客様と1対1の対話を積み重ねることは非常に重要なイベントだと感じました。

と、かっこいいことだけを書きましたが、
できていないことばかりなので、これからもっと精進したいなあ、
と思います。

マーケターのみなさま、一緒にたくさん施策を回していきましょう!

自己紹介:日本酒専門の通販サイト「さくら酒店」

最後に自己紹介。
日本酒専門の通販サイトを運営する「さくら酒店」でマーケティングをしている齊藤です。

さくら酒店は、日本酒が凍る寸前のマイナス5度で商品管理を徹底しているため、いつでも最高に美味しい状態の日本酒がお買い求めいただけます!
大切な方へのギフトとしてもおすすめです!

ぜひ、一度覗いてみてください。
今後も日本酒やマーケティングについての情報を発信をしていきます!

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