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死神       詩

老婆の影は死神が映っていた。
月の光の影に杖を持った死神が黒く
映されていた。
この忌まわしい骨の体は邪魔でしょうがない!愛すべきこの明るい老婆に
必要のない存在である。
そして娘はハンマーで骨を砕き憎しみ
こめてホウキではわいて海へ捨ててしまった。
何が必要かって?老婆は死者の国へは
行かずして寝ていても生きる長寿なんだ。
呼吸はドクドクと心臓と共に動き三食バッチリ食べるこの世の人。
いつか娘の顔を見て笑ってくれる悲願を達成するまで諦めない!
ド根性で生命力を保つんだ。

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