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長寿 詩
上手く子は育ってくれた。実家の厄介者だったが上手く育ってくれた。
おかげであかりのある家になった。
ただ子供の嫁入り前に母はケガをして
老人ホームに至るまで病院から入院した。それが無念だ。暗さと言えばその
事である。携帯のビデオ通話で母は泣いていた。表情があった事に安心したが分かると思うと胸が痛い。
頑張れ母さん長寿でいるんだ。不恰好でもなんでも命あってのものだね。
母と朝食を取る日は最後のコミュニケーションだった。詩の朗読はしていて
良かった。孫の嫁入り姿を見せなかった事が悔しい。
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