見出し画像

恥じらい      詩

風呂場に破れかけのカギがある。
すぐにドアを開くとポロリと落ちる。
生理があがってもまだまだ女で
ハラハラして風呂に入る。
ああ思春期の恥じらいは止めてくれ!
いつしか平気でいられる日はいつの日か?
今や心もオバサンなのだと言い聞かせ
裸を見られるのではないかとそわそわしている情けなさ。
自分の歳を数えてごらん。
ホラわかったでしょう?
誰もわざと見にきやしないと確信するんだよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?